身体のパーツのうち、生活習慣が悪影響を及ぼす場所は・・？ 長年に渡ってパソコン仕事をしている私の場合は、左肘の黒ずみです。デスクで擦れて色素沈着しているので、スクラブしても薄くならず、刺激で肌がひりつきます。
なぜこんなことに・・？ マウスを握る右手は肘が宙に浮いているので、黒ずみには関係ないのですが、ディスプレイに向かって考えているとき、私はつい左肘で頬杖をついてしまうのです。この癖はもう20年以上で、肘が黒々して当然でしょう。
皮膚科医が監修したAll Aboutの記事を読むと、色素沈着を治す市販のクリームの成分では、しっかりとした成果を期待するは難しいのだどか。引用すると「医療用のトレチノイン、ハイドロキノン、ルミキシル、アゼライン酸、コウジ酸などの美白作用がある塗り薬が有効です。」と書かれていました。
トレチノインとハイドロキノンだったら、頬のシミと肝斑を治療するのに、自宅で使い続けた経験があります。このブログに何度も載せているように、海外通販の個人輸入で取り寄せた [BIHAKUEN]ハイドロキノン4％ + トレチノイン0.1％をリピート使いしていました。
またBIHAKUENを使ってもいいのですが、肘は広範囲なのでトレチノインは皮剥けして痛そう。今回はハイドロキノンだけにして、もっと手軽で優しい方法をとることにしました。
使用したのは国内生産の「ランテルノホワイトHQクリーム 
」（LANTELNO）で、BIHAKUEN4%よりも高い濃度！ 製造が難しいとされていた純ハイドロキノンを5％配合したクリームです。箱と容器には5.0の文字がプリントされていますよね。
実はこのハイドロキノン、2019年12月の発売前に情報を仕入れて、記事を書いておりました。これまで皮膚科でしか処方できなかった高純度ハイドロキノンが、厚労省から市販OKになったことで売り出されたのです。
記事の後半に安定型ハイドロキノンと純ハイドロキノンとの違いを説明してありますので、ご覧くださいね。
さすが細やかな処方の国産！と思ったのは、肌の乾燥をやわらげる美容成分が配合されていること。塗ったあとにせっせと保湿ケアしなくても、紫外線さえ防げば良いのです。
- APPS（高浸透型ビタミンC誘導体）
- ビタミンA誘導体
- 3つの幹細胞エキス（リンゴ果実培養幹細胞エキス、アルガニアスピノサカリス培養エキス、ブドウ果実細胞エキス）
- 4つのヒト型セラミド（EOP、NG、NP、AP）
- プラセンタ
- コラーゲン
- カンゾウ根エキス
しかも7つのフリーで、パラペン、合成着色料、合成香料、エタノール、石油系界面活性剤、シリコン、紫外線吸収剤は入っていません。
10g入りの小さなチューブではありますが、ほんの少しの量で長持ちします。
私は1日一回、長年の厄介ごとである黒ずんだ左肘に、少量のクリームを塗っています。ハイドロキノンを塗った肌は紫外線が厳禁なので、上から日焼け止めを塗り、外出するときにはアームカバーで必ず保護しています。
恥ずかしいのですが、参考のために後ろから撮った画像をお見せしますね。左肘の黒ずみはだんだん薄くなり、気にしていなかった右肘が目立つようになってきました。加齢によるものでしょうね、いつのまにか色素沈着が忍び寄っていたのです。
こりゃヤバイ！と、今は右肘にも「ランテルノホワイトHQクリーム」を塗るようにしています。
我ながら驚いたこと。上の画像をご覧いただくと一目瞭然なのですが、首筋には黒ずみもシミもないのです。これまでずーっとロングヘアだったので、カバーされていたんでしょう。
肌を「擦る」「刺激する」「紫外線を浴びる」といった生活習慣は、知らず知らず美容に老いをもたらします。でもケアするのに遅すぎることはありません！
ちなみに「ランテルノホワイトHQクリーム」の使用方法は、同梱の説明書によると1mmを目安にチューブから出すようです。でもこれは、顔に目立つ「くすみの点」に対するケア。
肘の色素沈着のケアについては載っていませんが、私はあくまでも自己責任で、もっと量を多く広げて塗っています。刺激を防ぐため、塗布後は長袖を着て保護していますよ。
長期戦になると予想したことから、今回は10g 2本セットを購入して、5％OFFの5,680円（税込・送料無料）でした。1本の単品購入だと2,990円（税込・送料無料）です。定期購入なんていう面倒なシステムはなくて、明朗会計なので安心。
1本を1か月以内に使い切らなくちゃいけない医薬品のハイドロキノンと違い、「ランテルノホワイトHQクリーム」は開封後3か月は持ちます。
極限まで品質が安定するように作っているそうですが、保管場所は直射日光禁止。きっちりとキャップを締めて、できれば冷蔵庫に保管しておくと安心です。
堂々とノースリーブを着た後姿を披露できるように、しばらくは肘の色素沈着との闘い。頬のシミと肝斑を退治した経験を踏まえて、年齢を超えた肘の美しさを目指したいと思います。
