この数年、ルーズフィットの服が流行して、出番の少なくなったのがベルトです。何かアクセントが欲しくて、ウエストマークするのにベルトを足すと、バックルの金具が野暮ったく見えるのは困ったものです。
細くて上品で、服の一部に見えるようなベルトを探していたら、スタイルストア でお手頃価格の「バックルレスレザー細ベルト」が見つかりました。金具なしのデザインです。
フルグレイン/バックルレスレザー細ベルト 4,290円(税込)
上のキャメルは目立ちすぎるので、靴とケンカしないカラーとして、私はグレーを入手。ブラウンとチャコールグレーの中間みたいな色です。
着け方はループをくぐらせた後、革のバックルに端を通せばOK。ベルトループがない服でも端の処理に困らず、ねじって固定すれば簡単にウエストマークができます。
リーズナブルな価格なのに、ディティールまで丁寧な作りで、素材はなんと牛革です。ビンテージ加工されたような、光りすぎない表面がおしゃれ。
去年、ピエロ(Pierrot )で入手した、柔らかくて軽いワンピ「ふんわりウォッシャブルボトルネックリブニットワンピース」(杢チャコール)に、このベルトを巻いてみます。
ボトルネックと膨らんだ袖、ボリューミーなシルエットは、アクセサリー選びが難しいんですが、グレーの「バックルレスレザー細ベルト」なら服のニュアンスを邪魔せずに着けられます。
ベルトに接近するネックレスは下げず、ブルーのピアスと濃茶の帽子をかぶりました。ストイックな雰囲気ですが、ねじりが効いたベルトが中心で際立っています。
このワンピース、今年はアップデートされて、ネックと袖がスリムになりました。でもボディラインはルーズフィットなので、服の色と近い細ベルトがあると役立ちますね。
ふんわりウォッシャブルAラインニットワンピース 3,861円(税込)
ベルトを巻いたところを拡大してみましょう。気になるウエストのサイズには関係なく、単調だったワンピにメリハリが生まれました。
ウエストマークがここまで上品なベルトなら、普段着も格上げできそう。ひらめいたのは、運動会に参加したPTAに見えそうなスウェットのセットアップです。
コカ(coca)でヒットしている着心地抜群なリラクリーアイテム、「新感覚テールカットスウェット」、「新感覚イージースウェットパンツ」のブラウンとコーデです。ボルドーカラーのカーディガンを肩掛けし、シューズはエナメルパンプスを履いて、大人の女らしく仕上げました。
新感覚スウェットは、ずーっと売り切れていたのに、やっと再入荷が叶った大人気アイテム。私がチェックしたときはブラウンしか残っていませんでした。現在は全色・全サイズが補充されているのを見ると、かなりのリクエストがあったんでしょうね。
ベルトを巻いたスタイルを拡大します。あつらえたようにニュアンスカラーがマッチしていませんか?
この「フルグレイン/バックルレスレザー細ベルト 」は、デニムパンツに巻いてもキマります。ウエストループがずっと素のままで履いていたLEVI'S(リーバイス)の701ジーンズに、この細ベルトを通してみました。
トップスは SOÉJU代官山 オンラインストア のベーシックアイテム、「5分袖ニットソー」(ブルー)です。ベルトの端を斜めに垂らすと、上下のブルーがなおさら引き立っていませんか?
5分袖ニットソー 9,900円(税込)
寒くなったら、この定番ニットソーを5分袖から長袖に替えてもいいんですが、今はどこでも暖房が効いているので、着脱が楽な羽織りものをプラスします。
ブルーが地模様に入った「ペイズリー柄ワンピース」(BLUE)を着流すときに、細いベルトがプラスされただけで、完成度が高まりました。
ワンピースのウエストマークにも、パンツのさりげないアクセントにも、「フルグレイン/バックルレスレザー細ベルト」は活躍します。
さらに私はベーシックなブラックを予約注文。コーデする服を選ばずに、上質な牛皮だし、4,290円(税込)で何年もヘビロテできるなら、超お得だと思います。