SDGsへの意識が高まったからでしょうか。この冬、全く着る気がしないのがダウン(羽毛)のアウターです。長く愛用してきたモンクレールのダウンコート2着も、ブランド品とは言え、動物愛護の視点で見ると遠ざけたくなりました。特にフードに毛皮が付いているタイプはダメです。
ELLEのWEBサイトで「リサイクルダウンを選ぶべき理由」の記事を読んで、水鳥たちの不当な扱いを知りました。防寒の必需品だったユニクロのウルトラライトダウンも、リサイクルダウンジャケットに切り替えたいのですが、今のところ男女兼用の1タイプしか出ていません。
脱リアルファーに決めたこの冬、メインに着るコートとして入手したのは、何度もお見せした以下の3着です。
ドゥクラッセ(DoCLASSE
)の「マジカルサーモ・ミドルコート」
パッと羽織って出かける防寒着として、冬がくるたびにアップデートしてきたマジカルサーモコート のシリーズ。今年はトレンチタイプの襟と、シワになりにくいグログラン生地が魅力の「マジカルサーモ・ミドルコート」(オレンジ)を選びました。一番上のボタンを閉じると、ステンカラーに変わるのも気に入っています。
マジカルサーモ・ミドルコート 14,190円(税込)
中に着るものとしては、ネックが寒くない「接結ストレッチ・フーデッドプルオーバー」が着やすくて、色違いで3色を持っています。
パーカーのフードをコートの外に出すコーデが好きなので、ネックがモサモサしないように、コートはフード無しタイプに。歳が行ったオバサンではありますが、少年っぽいスタイルで若々しく見せたいと頑張っております。
ソージュ(SOÉJU
)の「ウールボアコート」
普通に買ったら10万円は超える上質なウールのコートが、SOÉJU(ソージュ) なら3万円台で手に入ることに感激しました。最初は「ウールリバーコート」を考えているうちに、どんどんソールドアウト。SOÉJUのコートは限定品なので、在庫がないカラーは、今期の追加がないのだそうです。
ウールリバーコート 30,800円(税込)
どうしよう~と悩みつつ、私はカジュアルとエレガントが兼用できるウール100%の「ウールボアコート」(BROWN)を選びました。
ウールボアコート 35,200円(税込)
カジュアルコーデでは、フードを外に出せるノーカラーなのが決め手です。エレガントに着るなら、カシミアのストールを巻けば超ゴージャスになります。
コカ(coca)の「キルティング ボア ロングコート」
ボアというネーミングが付いていても、coca(コカ)のアイテムは全てプチプラです。
表地がマットなピーチスキン素材のキルティング、裏地がプードルボア素材になった「キルティング ボア ロングコート」(ブラウン)は、玄関のフックに掛けておき、コンビニやゴミ出しに行くときにサッと羽織ります。
横から見ると、もっさりした感じですよね。これは裏地のプードルボア素材が厚手でメチャ暖かいからです。もちろんパーカーのフードと相性の良いノーカラー。
大雪が降って滑って転んでも、このコートなら破れたって惜しくないです(笑)。両サイドのボタン付きポケットは、500mlのペットボトルが入る深さ。手袋を忘れたときでも指が冷え冷えにならずに済みます。
この冬用に選んだコートは全て濃いめのカラーで、インには明るくて若々しい色を着るようにしています。グレイヘアが進行中の今、白いコートを着ると「あの世の人」のように見える気がするので止めておく、せめてもの若作りですね(笑)。