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キャッスレス時代の多機能ミニ財布|エルメスのベアンを卒業して選んだ財布は?


日本もキャスレス化が進んだことで、要らなくなったと思うのが長財布です。私はエルメスのベアンを愛用しているのですが、最後にメンテしてから2年が過ぎ、くたびれ感が出てきました。

 

エルメスのベアン

 

下の画像はメンテした直後。エルメス直営店に出すと高いので、ネットで探したブランドメンテナンス専門店でクリーニングしました。詳細は下の記事に載せてあります。

 

メンテ後のベアン

www.connoisseur12.com

ほつれ・破れ等はなく、まだ充分に使えるのですが、問題は重さ。ポケットがあればあるほど、カードや診察券などを詰め込んでしまい、パンパンに膨らんでしまうのです。

 

膨らみすぎた状態

 

よく行く店のほとんどがスマホ決済可能で、今や現金を使うのは、病院と調剤薬局に行ったときぐらいです。しかも月1回の診察なので、外出のたびにお札と小銭を持ち歩く必要は無くなりました。

 

札入れと小銭入れ

 

歳を取るほどバッグに詰め込む荷物が多くなると言いますが、まさに私もその通り。小物を詰め込んだポーチと長財布が場所を取るせいで、小さなバッグじゃダメなのです。

 

ポーチと長財布

 

コロナ禍になってからは会議もリモートになり、都心まで行くことはなくなりました。スマホのモバイルバッテリーやメイク道具なんて、近場のお出かけには要りません。

 

もっと身軽になろう! ただし年相応の上質なものを選ぼう!

まずはお財布を必要最低限のサイズにすることにしました。見に行ったネットショップは、モノづくり日本のファクトリーレザーブランドNAGATANI(ナガタニ) 。世界トップクラスの素材を使用して、皇室や米国のファーストレディー向け商品を作っている老舗です。

 

ミニ財布の候補として2種類を選びました。

小さいのにコイン・紙幣・カードの収納力がある「JULIETTE」と、仕切りがジャバラ式になったマルチケースの「PEACOCK」です。素材はどちらもエルメスのトゴに似た、高級なシュリンクレザー・エスポワールです。

 

JULIETTE

JULIETTE 19,800円(税込) サイズ W13 × H9.5 × D2.0(cm)

 

PEACOCK

PEACOCK 17,600円(税込) サイズ W10 × H7.5 × D2.2(㎝)

 

ぱっと見の外観はそう変わらない気がするんですが、ファスナーを開けた「JULIETTE」の内側を見たら、理想的な設計なのに一目ぼれしました。

 

JULIETTEの内側

 

収納スペースが実に機能的。中央には牛革で仕上げたコインポケット、左右にはカードポケットが2つずつ(合計4枚)、本体の背面にもカードポケットが1つあります。

 

背面のポケット

 

 

 

エルメスのベアンも機能的でしたが、問題は中身が入りすぎること。令和のキャッスレス時代になって、パンパンに膨らんだ長財布を持ち歩くのはダサいのです。昭和のバブル期を忘れられない人みたいで、恥ずかしい思いをしていました。

 

ベアンの内側

 

よーし、「JULIETTE」に決めたっ!皇室御用達のNAGATANIなら一生使えるし、エルメスのブルージーンに似た色のCYANがステキです。

JULIETTEのCYAN

JULIETTEの内側

せっかくなら、お財布の開運日である「一粒万倍日」に買うべきですね。 最も近いのは令和3年12月17日・18日ですが、六曜を見ると17日は「赤口」で、陰陽道では「凶」なんだとか。午前中の縁起が良い「先勝」の18日に購入することにしました。

12月生まれの私は、自分から自分へのバースデープレゼントになりそうです。

 

JULIETTE  19,800円(税込) カラー:CYAN

JULIETTE 19,800円(税込) カラー:CYAN