一週間せっせと働いた自分へのご褒美は、大好物をたらふく食べること。土曜日の夕食に向けて、殻付きの牡蠣をどっさり取り寄せました。
独りで大人食いしたいときに利用するサービスは、新鮮食材が生産者から直接届く「産直アウル」 。旬の食材を探してサイトを見に行ったら、三陸産の殻付き牡蠣を見つけたのです。大粒が20~25個も入って、税込・送料込で3,680円なのに飛びつきました。
牡蠣 生食可 殻付き牡蠣 3kg 20~25個前後 三陸産 3,680円 (税込・送料込)
業者さんのコメントは「初めたばかりで不慣れではありますが、新鮮な牡蠣をお届けさせて頂きます」。掲載画像ではサイズ感が分かりにくかったのですが、届いた実物は想像を超えるビッグサイズに驚きました。
1個1個のサイズが巨大すぎる! 今まで自分で調理したのは、この半分の大きさなので、どう扱ったら良いかの不安が湧いてきました。
クルージング仲間とは、冬になるたびヨットのキャビンで蒸し牡蠣パーティーをしていたので、下準備の方法は知っています。軍手をして、流水のもとタワシでガシガシと汚れを落とします。今回はキッチンのザルに牡蠣をドサッと乗せると、21個ありました。
カラス貝が付いたもの、フジツボ(?)が付いたもの、海藻をガシッと挟んだもの・・等々、海中にいたときの様子がうかがえます。
興味深く観察していられるのはここまで。こんなに巨大な牡蠣を扱ったのは初めてなので、1個の殻をこじあけるのに悪戦苦闘しました。
先端をハサミで切って、隙間にスチールナイフを入れてグリグリ動かしていくんですが、ぼっこりと分厚くて頑固な殻がビクともしない…( 泣)。ナイフを3/4まで入れたところで、力を入れてベリッと上下を剥がす時には、血圧が上がりましたよ(笑)。金槌を持ち出そうかと何度も思いました。
キレイに身が取れていない不器用さが恥ずかしい…。だんだんと方法が分かってきながら、5個の殻を剥くのに20分ぐらいかかりました。ナイフで傷つけて見栄えは悪くても、ちゅるんと食べる生牡蠣の味は美味しいです!!
一方で、蒸し牡蠣はそれほど難しくありません。アルミホイルを敷いた大きな鉄鍋に牡蠣を並べ、お酒をドボドボ注ぎ、蓋をしたら5分ぐらい蒸します。私はリーズナブルな料理酒を使いましたが、もっと高級な日本酒や白ワインなどを注げば、リッチな味わいになります。
さて、生牡蠣とは別物と思えるほどぷっくり膨らんだ蒸し牡蠣。殻をナイフでこじ開けるのも簡単で、素人にはこの調理法が向いています。
今回は届いた半分を調理してみました。どうせ牡蠣なんて小さくなるもの…と思っていたら、縮んだくせに大きい!! 何とか11個がお腹に入った後は、レタスサラダを食べるのが精いっぱいのディナーでした。
身に自然の塩分を含んでおり、特に蒸し牡蠣は味が濃厚になるので、調味料はレモンだけで充分だと思います。
新鮮食材が生産者から直接届く「産直アウル」 は、定期購入じゃなくて買えるので、イメージが湧いて食べたくなったものを自分に合った量で購入しています。今回が4回め。食べきれない分は友人たちにお裾分けすると、「何これ、美味しすぎる!!」と大絶賛されるんですよ。
近くのスーパーじゃお値段が高めな旬の食材を、満腹になるまで大人食いしたいときは必ずチェックしにいくサイトです。