春夏の主役トップスとして、ボーダー柄は着るだけで若返った気分になります。今回の ハルメク365 には定番トップスを50代・60代が新鮮に着こなすには?として、「ボーダートップスを野暮ったく見せない上品コーデ」の記事を書きました。
世界の定番、セントジェームス(SAINT JAMES)のウンチクを述べつつ、念押ししたかったのはコーデするボトムスです。推奨したのは SOÉJU(ソージュ) の「サイドタックワイドパンツ」。
若い人たちが履いているデニムパンツやスリムパンツじゃなく、あえてワイドパンツにすることが、飛び級のコーデになると思います。
サイドタックワイドパンツ 14,300円(税込)L.GRAY
昭和生まれの私はずっと、ワイドパンツなんて脚が太く短く見える!!と敬遠していました。その思い込みを刷新してくれたのが、ソージュのワイドパンツです。隠れている脚を、むしろ細く長く見せてくれるワザが効いて、ボーダーに限らずどんなコーデにもマッチするのが不思議。
人気定番すぎて7色にまでカラバリが増えた中で、私としてはライトグレーが推し! 家で洗えるのでさらに推し!! 何色のトップスにも似合うのでもっと推し!!!
サイドタックワイドパンツ 14,300円(税込)L.GRAY
レオパード柄ワンピース 20,900円(税込)NAVY
5分袖ニットソー 9,900円(税込)CHARCOAL
アコヤパールネックレス 7,920円(税込)
驚いたのは伸びぐあいです。Sサイズを履いていたら食べ過ぎで太ったときでも、Mサイズぐらいにウエストが伸びたのには感激しました。しかも隠しテクが施されている! フロント部はフラットで、バック部にゴムが入っているおかげで、前から見るとホッソリします。
ワイドリブ5分袖ニット 8,800円(税込)BLUE GREEN
普通なら裾を外に出しそうなニット、「ワイドリブ5分袖ニット」をウエストインしたのが上の画像です。シニアになればウエストを強調するコーデは避けたいところですが、逆張りがイケるのはソージュマジック。
後ろから見ても横から見ても、お腹ポッコリにならず、幅広ベルトがむしろキュッと押さえてくれます。
「ワイドリブ5分袖ニット」は長めのレングス。リブが効いているので、裾をパンツの上に出しても大丈夫ですが、間延びしそうと思ったら細ベルトでウエストマークするのもいいですね。
ヴィーガンレザー細ベルト 3,520円(税込)BEIGE
さらに高見えのテクニックには、同素材のカーディガンを使います。私はセットアップで3色をヘビロテ中。
ワイドリブ5分袖ニット 8,800円(税込)
ワイドリブVネックカーディガン 10,560円(税込)
今回は右側の「ワイドリブVネックカーディガン」をプラス。上に羽織らず、アクセントとして使う方法を2タイプお見せしましょう。
カーディガンの肩掛けは視線を上に集めるので、足長効果が生まれます。
そしてカーディガンのウエスト巻きです。裏返りそうなベルトを押さえつけ、両サイドから細見えを叶えています。
春がどんどん進んでいくので、お出かけ前にコーデの取っかえ引っかえは寒くないはず。この体型にワイドパンツなんて…とか、ツインニットは重ねて着なきゃ…とか、頭の中で迷うよりも、まずは試行錯誤を楽しんで自分のコーデを見つけてくださいね。