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小さくても毛ガニより味噌が美味しい!?南三陸志津川湾クリガニをお取り寄せして堪能しました


大人食いしたい高級食材で常にトップランクにいるのは「カニ」でしょう。産地直送の美味しいものを食べたいときは、新鮮食材が生産者から直接届く「産直アウル」 を利用しています。スーパーでは買えない地元食材たちが珍しいんですよ。

 

 

今回お取り寄せしたのは「クリガニ」。味の良さは三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛蟹)に引けを取らないと言われており、カニ味噌は毛ガニよりも美味しいという噂です。

 

先月の上旬、宮城県南三陸志津川湾の「天然ムール貝」をお取り寄せした南三陸 カネ功商店 から、今回は同じく志津川湾の天然物「クリガニ」を注文しました。

(4月に取り寄せたムール貝の記事は下です)

www.connoisseur12.com

志津川湾が漁場としてどれほど優れているか、「味噌は毛蟹より美味しいと感じる方が多いです」という、クリガニ のページに載っていた説明を引用します。

 

志津川湾の「クリガニ」

三陸産 初物 好評 ボイル冷凍クリガニ 1kg(7~10杯前後) 2,600円( 税込・送料別)

2018年10月、「志津川湾」がラムサール条約湿地に登録され、その価値が世界的に認められました!
太平洋に面する三陸海岸の南部に位置する海洋沿岸域の湿地です。北方からの冷たく栄養分を多く含んだ海水を運ぶ代表的な寒流の一つである「親潮」と南方からの暖かい海水を運ぶ代表的な暖流の一つである「黒潮」、さらに日本海を北上する暖流の対馬暖流が津軽海峡を東に抜け、その後三陸沿岸に沿って南下する「津軽暖流」の3つの海流の影響をバランスよく受け、多様な藻場が発達しています。

 

タラバや毛ガニは高くて手が出ないけど、このお値段のクリガニなら買えちゃう! クール便で届いた箱を開けました。

 

ボイル冷凍クリガニ

ボイル冷凍クリガニ

冷凍したクリガニ


4~5月のカニカゴ漁で採取した天然物を、鮮度が落ちないよう浜茹でした後に素早く冷凍しているんだとか。不漁が続いてあまり出回っていない珍しいカニ。賞味期限は冷凍で3か月、冷蔵では3日間持つそうです。

 

1㎏で何杯が入っているのかを数えました。12杯もあります! オスメスの希望にはできる限り対応してくれるのを読み落としてしまい、無選別状態で届きましたが、それでも卵入りのメスが4杯入っていました。

 

左:オス  右:メス

左:オス  右:メス

夕食に大人食いしようと、とりあえず冷蔵室で大小さまざま5杯を解凍しました。

 

5個を解凍

 

包丁を使わずとも、手で割れるので食べやすいです。まずはオスから。甲羅をベりっと剥がすと味噌がたっぷり入っています!

 

クリガニのオス

 

身を真ん中でパカッと半分に割ったら、けっこう食べる部分がありますね。

 

クリガニのオス

 

次はメス。コロッとしたオレンジ色の卵が入っています。

 

クリガニのメス

クリガニの卵

 

5杯を食べる気満々でいたのに、充実しすぎて2杯でおしまい。どうしようか?と考えたのは、殻を盛ったお皿の隅に寄せた脚たちでした。身が入っているのに捨てるのは忍びないです。

 

レビューからヒントを得て、脚はまとめてお味噌汁にしました。出汁が出て風味がよく、やっぱり脚も一本一本、歯で割って中身を食べたのは言うまでもありません。

 

クリガニの脚の味噌汁

 

翌日は解凍後に残った3杯を食べて、まだ半分以上も残っているクリガニたちは冷凍庫の中。あと3か月は楽しめるコスパの良さですから、欲したときに1杯ずつ解凍していくつもりです。

 

ボイル冷凍クリガニ