寒さが極まる1月中旬。ドゥクラッセ（DoCLASSE 
）のメルマガで届いた画像を見て、春を呼ぶピンクを着たい衝動に駆られました。ベーシックカラーがメインの私には冒険色です。
長く着るつもりじゃない服は、レビューの評価が良いならセール品で満足。「ブークレニット・ハイネックロング」のラズベリーを定価の17％OFFで入手しました。
ブークレニット・ハイネックロング 
5,489円（税込）
首のエイジングをカバーするハイネックと、チェリーみたいなピンクが気に入ったのですが、最後まで迷ったのはレングス。チュニック丈は老け見えする気がして、好きになれないのです。ボディにたっぷりついた贅肉を隠すイメージが拭えません。
それでもこの色をすぐ着たい気持ちに負けて、入手しました。老け見えはコーデで何とかカバーしましょう。
届いた実物はネットの画像で見るよりも濃い色。パープル寄りのピンクです。大人っぽい色なので、このほうが着やすいと思いました。
ネックの内側は、コットン100%の別生地で仕立てられています。チクチクしないし、洗って干す時もネックが型崩れしなくていいですね。
裾にはスリットが入っていない代わりに、サイドに角度がついた形になっています。リブ編みのほうがいいと思うのですが、ドゥクラッセではデザインの実験をしたいのでしょう。
チュニック丈のトップスを着るとき、絶対に避けたいのはスキニーパンツやレギンスを履くこと。少しでも細く見せようとする意図が現れて、品のないオバちゃんになるからです。
NGコーデの一例として、ピタピタなピンクのスキニーパンツを履いてみました。
サイドから見ると、加齢の証拠である膝のたるみがボコッと出ています。目線を下げるチュニック丈のトップスが、追い打ちをかけるようにボコボコを強調するんですよね。
それでもお尻まで覆ってくれるブークレニットの暖かさは否めません。若々しく見せるために、ボトムスをルーズシルエットのカーゴパンツに替えました。カラーはカーキで、裾をかぶせるニューバランス（New Balance）のスニーカーも地味色にします。無理しないコーデになりました。
コンフォートチノ・カーゴパンツ 
7,689円（税込）
このチノパンが役立つのは、カーゴポケットが膝上の両サイドに付いていること。シンプルなトップスを着たときに、コーデのアクセサリーになってくれます。
「ブークレニット・ハイネックロング」は見た目のフワモコより薄手なので、ウエストインが可能。ルーズフィットのカーゴパンツにならスルッと入ります。
チュニックをオバ見えさせない、もう一つのアイデア。せっかくのピンクが引き立つように、羽織り物を足すコーデをお見せしましょう。
3種類持っている SOÉJU（ソージュ） 
の前開きワンピースから、最近ゲットした「ソフトオックスシャツワンピース」をセレクト。デニムシャツを羽織るように、ネイビーのワンピをスプリングコートとしてコーデしました。
ソフトオックスシャツワンピース 
19,800円（税込）
ボトムスはワンピとセットアップになる、同素材の「ソフトオックスセンタープレスフルレングスパンツ」（ネイビー）。足がとても長く見える魔法のパンツです。
ソフトオックスセンタープレスフルレングスパンツ 
16,280円 (税込)
チュニックにロングワンピを羽織ると縦のラインが強調すぎて、ウエストにベルトをしたくなりますが、肥って見えるのでNG。ワンピースに付属した布ベルトを、無造作にゆるく結んで垂らします。ＩラインからＨラインになったでしょう？
普段着にする予定だったピンクのチュニックが、上品なネイビーと組み合わさることで一気にお出かけスタイルになりました。これだからコーデのマジックは楽しいのです。
