大人女性のファッショントレンドを検索しているとき、何かズレてない?と思う言葉に当たりました。それは「ゆるっとしたデザインでリラクシー」。アラ古希の私にとっては魅力的なキャッチコピーですが、買って失敗した過去の例をお見せしますね。
春夏向けの白いワンピースが欲しくて、数年前にゲットしたのが上のアイテム。ボートネックに近い襟が可愛いいのですが、真っ白でリラクシーなフォルムが、病院のスタッフか入院患者の服に見えちゃいます。
パンプスを履き、ベルトでウエストマークしても、お出かけ着にするのは無理そう。首から上とマッチせず、老け見えしました。
リラクシーな着心地がいちばんと思っている私ですが、「ゆるっと」の選び方は間違えちゃダメなんですよね。どこかに細見えの要素が入っていない限り、だらしない体型のオバちゃんになってしまいます。比較したのが下の画像。
ウエストとヒップが太くなる年齢を考慮して、さすがだと思うのは SOÉJU(ソージュ) がプッシュしているコクーンシルエットのワンピ。7色&4サイズが揃った「2WAYワンピース」は、余裕があればもっとカラバリを増やしたいと思う優秀アイテムです。
2WAYワンピース 19,800円(税込)L.GRAY
スニーカーでコーデしてもサマになる、カジュアル&エレガントに着られるデザイン。特に工夫しなくたって、ウエストがキュッとして見えるのがスゴイです。
2WAY仕様のネックなので、今回はV字を後ろに持ってきましたが、これくらいの開きなら、私の年齢でも乗り切れます。
ウエストにベージュの細ベルトを巻き、最初のコーデと同じパンプスを履きました。ほっそりさが段違いの見た目だと思いませんか?
ヴィーガンレザー細ベルト 3,520円(税込)BEIGE
袖は自然に流れるドロップショルダーですが、二の腕を露わにしたくないときは、透けるカーディガンを羽織るのがおすすめ。
昨年はアッという間に完売し、再入荷がなかった「シアーコクーンVネックニットカーディガン」は、今年の生産数を増やしたのかな? 本日の時点でまだ品切れになっていません。私は使い勝手の幅が広いライトグレーを愛用しています。
袖口がキュッと締まって、二の腕部分がゆるっとしたデザインのおかげで、流行に乗りつつ体型カバーができます。
シンプルで何年でも着られそうなワンピを手に入れたからには、手持ちの古いお気に入りアイテムとコーデ可能であって欲しい。1990年代に購入してからずーっと愛用している、ヘルムートラング(HELMUT LANG)のデニムジャケットを羽織りました。
今の流行とはちょっとズレた、タイトなシルエットのデニムジャケットであるからこそ、ゆるっとしたワンピースとマッチしました。しかもコクーンシルエットのウエストを、ジャケットが上手にカバー。
上質素材で体型を選ばず、何年でも着られるアイテムは、プチプラじゃ買えないことを実感しています。