どんな年齢であろうと、第2の制服と思えるのがデニムパンツ。呼び名がジーパンだった昭和から、私は何十本と買い続けてきました。メンズのリーバイス501を履いた昔のコーデもありますよ。大きいサイズのウエストをずり上げて、ベルトで絞っています。
ジーニストじゃないので頑固さはなく、今では流行に沿ったシルエットを履きます。でも外さずにいるのは、脚長に見せて上品に履く方法。スタイルがいい若い人たちには及ばないのですから、彼らのコーデを真似しません。
下のコーデで履いているのは、 LEE の「DUNGAREESペインター ワイドデニムパンツ」。下半身がゆるっとなる分、トップスは女っぽく華奢に、足元は細いパンプスにしています。
フレンチスリーブTシャツ 4,950円(税込)PINK BEIGE
ヴィーガンレザー細ベルト 3,520円(税込)BEIGE
SOÉJU(ソージュ) の発明品と言える大ヒットアイテム、「ヴィーガンレザー細ベルト」をウエストに巻いたことで、さらに華奢な体型に見えるんじゃないでしょうか。これが昭和に流行した幅広ベルトだったら「ごつい人」になりますからね。
ちなみにネックレスも繊細なタイプを選びました。ツヤ感のあるピンクベージュのTシャツに、本物のパールが上品さを醸し出します。
アコヤパールネックレス 7,920円(税込)
このコーデに何を羽織るかですが、短い丈でタイトなカーディガンが似合います。腰骨より少し上のところに裾がくるので、脚をスラリと見せる効果があるんです。
Vネックショートニットカーディガン 13,200円(税込)BLACK
そしてここからNGな例。ゆるっとしたペインターパンツに、ゆるっとしたオーバーサイズTシャツを合わせたらどうなるか。避けたいコーデをお見せしますね。
ZARAのロゴTシャツはカッコいいのですが、裾をインしてもアウトしても、ガタイのいい(?)オバサンになります。野暮ったさの域を出られません。
オーバーサイズTシャツのロゴを目立たせたいなら、見える幅をあえて狭めて、きちんと感のあるジャケットを羽織ります。
ソージュの「ウールライクダブルジャケット」は、メンズライクなフォルムでありながら、ボディを華奢に見せてくれる効果が絶大。「彼のジャケットを借りました」的な雰囲気で羽織ります。デニム&ネイビージャケットの組み合わせは定番なので、流行にも年齢にも気負いしないコーデができますよ。
ウールライクダブルジャケット 27,500円(税込)NAVY