汗をびっしょりかく夏とカサカサ乾燥する冬は、肌にやさしいインナーが着たくなります。家ではオーガニックコットンを愛用していますが、外出時にはもう少しおしゃれに気を配りたい。さすがに勝負下着の年齢を過ぎた今、恋人を喜ばせるのではなく、長年お付き合いしてきた自分の素肌が喜ぶインナーを着ることにしています。それはやっぱりシルク。
特にキャミソールに関しては、コットンよりもシルクのほうがラグジュアリー感が倍増します。ブラウスやシャツを着るとき、ブラジャーが透けて見えたり、留めたボタンの間から肌が見えるのを防ぐためにも、キャミソールは欠かせません。
活用度が高いのはオフホワイトのシンプルなキャミソール。白いブラウスの下にはこれが最もしっくりくるのです。
同じタイプで色違いも買いましたが、肌色はババくさいし、ピンクやブルーでは逆にアウターを選びます。結果パールに近いオフホワイトは真っ白ほどは透けなくて、胸元から見えたときに大人の高級感がほんのりと香ります。
シルクはとても薄い生地なのに、夏は吸った汗を外側に放湿するから涼しく、冬は体温が外に逃げるのを防ぐから暖かい。あせもが出来ず、かゆくならずのスーパー繊維なのです。
洗濯機で洗えるシルクのキャミソールを活用して、冷房対策にも役立てたいと思っています。