9月も半ばに入り、カーディガンを羽織る季節になりました。昔はVネックばかりを着ていたのですが、今は手持ちの8割がクルーネック(丸首)。ボタンを上まできっちり閉じればセーターと同じ着こなしになるし、下にキャミソールを着て胸元を開ければ首筋がほっそりと見える。バリエーション豊かなコーディネートが楽しめるのはクルーネックだと思います。
下のカーディガンは、ユナイテッド・アローズで買ったウールとカシミアの混紡。ベージュの地に、青みがかったグレーを編み込んだニュアンスが気に入っています。素肌にベージュのニットはヌーディ―で、女らしさが際立つアイテムですが、私はパーソナルカラーが冬なので、そのままだと顔映りが冴えません。でもこのカーディガンなら、元から青が混じっているから大丈夫。
ベージュのカシミア混カーディガンに相性がいいのは、抜け感のある白いレースのキャミソールとパールのネックレス。ボタンは一個だけ留めて、肌が透けた胸元とシルバーのベルトを見せます。
パールの代わりに、スカーフを輪っかにして首に巻き付けるのも好き。30年前に買ったエルメスの四角形スカーフをねじって使いました。ブラウン系でトーンを統一しましたが、オレンジや水色も合いそうです。
そしてシンプルなチャコールグレーのワンピースには、やっぱり上のほうのボタンを開けて合わせます。地味になりすぎないよう、黒の大き目なビーズネックレス。足には4℃の黒いレースのタイツを履いてみました。
オフホワイトに花柄のプリーツスカートや、ウールジョーゼットのワイドパンツも合うだろうなと考えながら、秋のおしゃれ計画が楽しみになりました。