服はブランドにこだわらず、素材と色、カッティングが良ければプチプラで充分な私ですが、一つだけ譲れないものがあります。それはワンピース。ど~んと存在感があるアイテムだけに、安いものを買うとバレバレになってしまうからです。
さらに、持っているワンピースの7割はノースリーブ。恵比寿に住んでいたころ、私におしゃれの極意を教えてくださったスタイリストの徳丸真代さんをお手本としています。彼女とお蕎麦屋さんに行ったとき、太めな二の腕を堂々と晒して、真っ赤なノースリーブワンピで熱燗を飲む姿に憧れました。
下の画像、濃紺のワンピースはその当時に買ったラルフローレンのBLACK LABEL。太っていたころは息を止めてファスナーを閉め、ポヨッとはみ出た脇のお肉に溜息をついたものです。それでも頑張って着ていました。
ノースリーブワンピの良いところは、上に着るものでアレンジできること。下のスタイルは、白のストールとカメリアでパーティー仕様の着こなしです。ちなみにストールは無印良品の3,480円。ドレス屋さんで売ってるパーティー・ボレロは着ません。
これはディナー仕様。ブルーグレイのレース・ジャケットに派手めのキラキラベルトをして、ピンクメタリックのパンプスを合わせます。
そしてカジュアル仕様です。チェックのシャツの上にパーカーを着て、足元はスニーカー。同じ色目を使ったソックスを合わせます。
こんなにバリエーションが豊かなノースリーブのワンピースだからこそ、あえて安物は買いません。「このあいだ着てた服?」と気付かれない七変化のコーディネートを楽しんでいます。