先日電車に乗ったとき、前の席の女性が「あらぁ」と挨拶してくれました。誰だったかなと記憶を辿っていたら、「いつも見てますよ、ファッションの・・」と、このブログの読者さんだったんです。
とても嬉しかったのが半分、今日のコーデは大丈夫だろうかと焦ったのが半分、「どーもどーも」と意味不明な返事をしてしまいました。あのときはありがとうございます。
若い頃からさんざんお洋服に散財した私は、ファッション出家した気分。今やハイブランドとプチプラとの境い目がなくなりました。芸能人でも大金持ちでもないのに、セレブ向けブランドを自慢げに着ることはできません。ただしセンスがないと思われるのだけはイヤで、100円で買った服であろうと鏡の前で真剣にコーデを考えます。
今日のコーデは白のカーディガンと紺のニットスカート、どちらもセールで買ったユニクロのアイテムを使いました。
このカーディガンは一昨年、ユニクロの見切り品(ワゴンに入っているもの)だったのを1,000円以下でゲット。Uniqlo Uのスカートは去年、値下がりするのを待って買いました。ベルトだって1,480円のプチプラです。たまたまスカーフだけは著名デザイナーのブランドですが、しまむらだって構いません。
洋服を選ぶ基準を「色」「質感」「縫製」「スタンダード」に置いておけば、あとは自分の体形に合うかどうかで購入の決定ができます。ペラペラのフリル付きブラウスなんかを買わない限り、基準さえ守っていればダサ見え&安見えすることはありません。
下のコーデは、もう何年も着ているメーカーズシャツ鎌倉のストライプシャツを中に着て、GUの「メッシュベルト」790円をアクセントにプラスしました。
シャツのカフスを袖口から出して着られるよう、見切り品であってもカーディガンのサイズは計算して買っています。
白と紺のベーシックなアイテムは、カジュアルダウンするのも簡単。何通りにでも着られるのが魅力です。
赤×紺のチェックのシャツをインにして、裾見せをしました。ソックスには同じ配色のアーガイル模様。パンプスからスニーカーに替えて着崩します。
ベースが固まれば、あとはレイヤードしていくだけ。デニムジャケットを着て、外に出るときはダウンを着て、大判ストールをぐるぐる巻きにして・・と、手持ちアイテムを足していきます。
私はアルコールと無駄な外食をカットしたことで、浮いたお金をお洋服の購入に回しています。一度買った服はもったいなくて捨てられませんが、生活習慣の断捨離は思い切って行いました。おかげで何でも着られる体形になったのが、自分のファション史上いちばんのメリットでしょうか。
何かが欲しいなら何かを捨てる。神様から人間に下されたセオリーかもしれませんね。