カーディガンを買うとき、Vネックかクルーネックかで迷います。太っていたころの私はVネックしか着なかったのですが、痩せて首が細くなってからはクルーネックが8割になりました。
1枚じゃ着られないVネックカーディガンに比べると、クルーネックならボタンを閉じてセーター風にも着こなせるので、1枚2役を兼ねるのです。
そして最近はもうひとつ、新しいワザを編み出しました。それはカーディガン・オン・カーディガン。色が地味だったり、コーデが平凡すぎる場合には、色違いを2枚重ねすることにしています。
GUの「ウオッシャブルクルーネックカーディガン」は、ポリエステル47%・ナイロン40%・毛13%。1,990円にしては生地が良くて、クタッとせずに着られます。でもこの色(パープル)を1枚で着ると、私の年齢では顔映りが地味。そこでもう1枚、やはり単一じゃ地味かなと思うものとレイヤードします。
上のコーデ。ユナイテッド・アローズで買ったベージュのカーディガンと2枚重ねしました。違うブランドなので丸首の開きぐあいがイイ感じにずれて、レイヤードが成功します。
この着方は上下ホワイトのコーデをするときにも、シンプルになりすぎない着方として使えます。
今度はベージュのカーディガンをベースにして、上にはユニクロの白を持ってきました。ケーブルニットなのでデザインが異なり、カーディガンを2枚着ているふうには見えません。
これまでカーディガンの用途は、シャツやカットソー、キャミソールの上に着るものと決めつけてきましたが、ルールなんて要らないんですよね。夏物と冬物との境い目を無くしたのと同様に、カテゴリーの境い目もフレキシブルに考えることにしました。