春になったら出番の増える色はホワイト。誰にでも似合うオールマイティーなカラーのはずですが、コーデによっては野暮ったく見えることが多々あるんです。
20代のころの私は、真っ白なクルーネックTシャツを好んで着ていました。でもアラ古希が近づく今では、肌の張りのなさが目立ってしまいます。コーデにおけるホワイトの分量は年齢に反比例するんでしょうか。それはボトムスでも同じ現象が起こることをお見せしますね。
ウールライクコクーンブラウス8分袖 12,650円(税込)YELLOW
プリーツスカート85cm丈 17,600円(税込)L.GRAY
トップスに選んだのは、ニュアンスカラーの中でもコーデが難しいとされているイエロー。2023年の流行色です。何を合わせるか思いつかない色だから、限りなく白に近いライドグレーのスカートを履いたのですが、昭和のアイドルがオバちゃんになったコーデです(笑)。
ではマイナーチェンジ。同じプリーツスカートを同系色のキャメルに替えて、ホワイトの細ベルトをウエストに巻きます。どうかな、しっとりと落ち着いたでしょう?
プリーツスカート85cm丈 17,600円(税込)CAMEL
ヴィーガンレザー細ベルト 3,520円(税込)WHITE
ホワイトはインパクトの強いカラーなので、少々使うだけで爽やかスパイスになるんですよね。この上に羽織り物を足しても、白いベルトが効いているのをお見せします。
これからスプリングコート兼用として使えるワンピは、雨の多いシーズンにも濡れが目立たない「リモンタコートワンピース」(キャメル)。イタリアの高級素材ブランドのツヤツヤ生地が人気を呼んで、SOÉJU(ソージュ) の爆売れアイテムになっています。
リモンタコートワンピース 20,900円(税込)CAMEL
普通なら違和感がありすぎる3つのニュアンスカラーを、斜めに垂らした白い細ベルトが従えているでしょう? スニーカーもホワイトにすることで、ウエストとのマッチングが取れています。
では逆も真なり!を試してみましょうか。目立ちすぎるホワイトのトップスを落ち着かせるコーデ手法です。
ワイドリブタートルネックニット 9,790円(税込)WHITE
ウールライクセンタープレスパンツ 16,280円(税込)GRAY
まずは野暮ったくなったコーデが上のパターン。昭和生まれには必須の白いタートルニットは良いのですが、ボトムスが落ちつき過ぎすぎると、顔の大きいオバちゃんになります。ホワイトはインパクトが強いので、そのパワーに勝つボトムスが必要なんですよね。
他のブランドにはない鮮やかなブルーのワイドパンツにシフトしました。「サイドタックワイドパンツ」のブルーです。
サイドタックワイドパンツ 14,300円(税込)BLUE
ヴィーガンレザーサッシュベルト 3,960円(税込)BEIGE
ウエストにはベルトを使って差し色をしますが、目立つカラーじゃなく、あえてニュアンスカラーを選びました。3色あるうちの「ヴィーガンレザーサッシュベルト」(ベージュ)です。
目立つ服を中和する小物として、ベルトは役立つんですよね。SDGsに役立つリーズナブルな新素材、ヴィーガンレザーシリーズは、品が良くてシンプル&スタイリッシュ。特にベルトに関しては、今までの古びたレザーを捨ててもいいと思うほど気に入っています。
新色のベージュはホワイトとの相性が上品すぎる! ヴィーガンレザーの3カラーで細い&太いを持っていれば充分なので、放置してカビが生えた本革ベルトたちとはお別れしようと思っております。
ヴィーガンレザー細ベルト 3,520円(税込)BEIGE
ヴィーガンレザーサッシュベルト 3,960円(税込)BEIGE