目に青葉の5月、南風に潮の香りが混じる土曜日は、ベランダでブランチを楽しみます。今日はヘルシーに大葉とミョウガと卵のパスタ。鷹の爪を入れて、色と味のアクセントにしました。
紫外線が降り注ぐ初夏に、日焼けから守ってくれるのはヘレンカミンスキーのラフィア・ハット。マダガスカル原産のラフィア椰子(やし)で手作りするシンプルな帽子は、デザインの美しさだけでなく、耐水性、ローラブル(丸められる)、UPF50+の紫外線防止効果といった実用性を兼ね備えています。
購入して10年以上使っているけど、光で変色することもなく、普段着がこれ一つでお洒落な雰囲気になるのです。楊柳のチェック柄のワンピースに、ぬめ皮のサンダル。フランス映画に出てくる少女みたいな服装でも、ラフィア・ハットの高級感が加われば、エレガントな大人の女でいられます。
つばの広さゆえ、難点は風で飛ばされること。帽子好きな友人に対策を聞いたら、「手で押さえて歩く」という普通の回答でした。でも車道に転がっていくのを追いかけるのは危険なので、ハットピンを購入したいと思っています。
キラキラした派手なものじゃなくて、細いべっ甲が一本だけのシンプルなハットピンが欲しいな。Googleで画像検索しても絶対に見つからないデザインを、オーダーメイドしてくれるお店を探す楽しみが増えました。