髪のカラーリング歴は長いです。40歳までは美容院でアッシュ系のブラウンに染めていましたが、私のパーソナルカラーは「冬」だと診断されてから、生まれたままの黒髪に戻しました。それからカラーリングとは無縁だったのに、50歳を過ぎると白髪という大敵が登場。いくら若作りしたって、頭で年齢がばれちゃいます(笑)
当時通っていた美容院ではボタニカルの白髪染めを薦められ、枝毛なしの健康さは保っていました。でも月一回のカラーリングじゃ追い付かないので、美容院代が高くつきます。そしてお決まりのコースへ移行。市販の白髪染めに手を出して髪を痛め、カラートリートメントに変えましたが、だんだん分け目が広がってきたので怖くなりやめました。
そして現在はナイアードのヘナ+木蘭(インディゴ)で月に2回、自分で染めています。ヘナが髪の健康にいいのは知っていましたが、使用を決断するまで勇気が要りましたよ。かなりの時間と手間がかかると聞いていましたからね。でも実際はカラートリートメントと大差なく、寝ヘナなんかしなくても簡単に染まります。
1回目は全体染めをしましたが、2回目からは部分染めで充分です。下のほうは既に黒く染まっているので、木蘭(インディゴ)は白髪が出てきた部分だけで良いのです。そうじゃないと、成分が髪に付着しすぎてどんどん重たくなっていくし、雨の日には衣服まで藍色が染みてきますからね。
私なりの染め方を書いておきます。アレルギー持ちではないので、生え際にクリームを塗るといった肌のガードはしていません。
ヘナ+木蘭の染め方
- 洗面台にヘナが飛び散っても大丈夫なように、覆いをしておく。
- とかした髪はスタイリング剤やオイルが付いていない状態で、水スプレーで湿らせておく。
- 捨ててもいいタオルを、肩を覆うように2枚巻く(そのうち1枚は染毛後に頭に巻く)。手にはビニール手袋。
- ボウルにヘナ+木蘭を50g入れ、200ccのお湯(80℃ぐらい)を少しずつ足しながら、スプーンでマヨネーズ状に溶く。
- 洗面台で鏡に向かい、溶いたヘナ+木蘭を手ですくい、前頭部の髪を小分けにしながらボテッと乗せていく。塗り残しがないように揉みこむのがポイント。
- 側頭部、後頭部とヘナを全部乗せて揉みこんだら、髪を頭の上でお団子にまとめ、首のタオルを巻きつける。
- ドライヤーでまんべんなく5分間温める。
- アルミ製のヘアキャップをかぶって空気の層を作り、1時間放置する。1時間以上置くと木蘭(インディゴ)は染めが退化していくので、時間は守ること。
- バスルームで洗い流す。合成シャンプーは使わず、できればお湯だけで洗うのがベスト。3回目ぐらいからは石鹸シャンプーで洗って、クエン酸リンスをすると、色持ちが良くなります。
- タオルドライをしたら、放置して乾かす。濡れているほうが木蘭(インディゴ)は後からも染まっていくのです。でもお出かけするときや冬の寒い期間はドライヤーで乾かしても問題ありません。
- 枕には藍色が付きますので、寝るときは注意してくださいね。
茶髪への憧れはまだ残っていますが、男性たちからは黒髪のほうが評判がいいみたいです。従って木蘭(インディゴ)をずっと続けていく予定。ヘナは草木の匂いが強烈だしし、髪を乾かすたびに指は藍染めをやった後みたいになるし、慣れるまで時間がかかります。でもある日いきなり、ゴワゴワから艶々へと変化する時がやってきますよ。
どんな染まり具合かは、この記事の画像を見て下さい。ヘナから1週間後の状態です。