ダイエットに成功するとおしゃれが楽しくなる半面、リバウンドの不安は常に付きまといます。私も断酒で8キロ痩せてから、サイズが合わなくなった服は処分しましたが、天高く馬肥ゆる秋。気を許せばお腹の脂肪が一気に戻ってくる危険は否めません。
こんなことを書けばスタイリストやミニマリストには怒られそうですが、「もしも」に備えて、痩せても太っても着られる服はキープしてあります。ウエストがゴムだったり紐が通っているタイプのボトムです。
ただしスウェットパンツの類は別。きちんとしたお出かけに対応できる「ドローストリング・パンツ(通称:ドロストパンツ)」です。
巾着袋みたいな紐の入ったこのパンツは、iBLuesのオールシーズン対応。ヒップと太ももはゆったりで、絞った裾は細身のダブルになっています。
今っぽく着るならブラウスの前裾をインする方法もありですが、着痩せして見せるには、トップスはタイトなものが合います。下のコーディネートは、ラメが入った胸あきの大きいカットソーを中に入れてみました。ウエストの横幅が広がって見えないよう、両脇をしめる効果で黒のカーディガンを上に着ています。
いくら紐を絞っても、ウエストが太く見えるのはドロストパンツの致し方ないところ。なので目の錯覚を起こさせる、斜めストライプ柄のブラウスを中に入れてみました。上にはロングカーディガンを着て、上半身を短く、下半身を長く見せます。
ユニクロなどプチプラで、スウェット生地のドロストパンツも出ていますが、もともとカジュアルな形なので、生地は上質なものを買っておいた方がコーディネートの幅が広がります。
上に何を着てもサマになるからこそ、リバウンド対策用「もしも」の1本には最適なパンツです。