ちょっと早めの誕生日祝いをと、知人がイタリアンのフルコースディナーをプレゼントしてくれました。丸ビル最上階の極上レストランには何を着て行こうかと、クローゼットを眺めて決めたのは黒のノースリーブワンピース。これにはジャケットでなく、ニットのドルマンスリーブを合わせる術をよく使っていましたが、今回はもう少しラグジュアリーにしたいなと考えました。

まずはNGバージョン。ずっと前に楽天で買って封印していたフェイクファーのパーティーボレロは、やっぱり着られません。若い女性が揃って振袖の襟もとに巻く、白い羽毛ショールに通じるものがあって、安っぽいイメージを感じるのです。二の腕を隠そうという意図も丸見え。レビューが多いものほど買うべきではないと気付きました。

そこでパーティー用ではなく、普段使いもできる2種類のストールを試してみました。左はミンクっぽい黒のフェイクファーが埋め込まれたタイプ(銀座マギー)、右はウールにキラキラのラメが織り込まれたタイプ(トゥモローランド)です。

黒のストールは前でクロスして垂らすと、フェイクファーの部分がちょうど袖のようになってゴージャスです。

青のストールは肩を出し気味に、ふんわりと羽織ります。

あれこれ考えた結果、ベルベットのジャケット(パオラフラーニ)を着た上に、黒のフェイクファーストールをかけて出かけました。暖房のきいた席ではジャケットを脱いでストールを肩にかけ、ちょい肌見せのスタイルに変身します。

周りの女性たちとかぶらないよう、あえてパーティーウェアじゃないものをアレンジして着こなすのが、おしゃれの穴場かもしれません。