なで肩にとって、服を選ぶ以前に深刻なのはブラジャー選びだと思います。着けたときは良くても、気付けばストラップがズリ落ちていることがしばしば。電車の中などで、襟口から手を入れてストラップを引き上げる動作は恥ずかしいものです。
以前はフランスの老舗ランジェリーメーカー、Barbara(バルバラ)のブラを買っていたのですが、値段も高くて国内ショップが少なくなり、欲しいサイズが手に入りません。
そんなときにネットで、トリンプの「つけたてずっとフィット」を発見。伸縮性の良い「肩楽ストラップ」はズリ落ちが全くなく、ずっと愛用し続けてきました。
しかし問題は色がベージュ・グレー・黒の3色しかないこと、形がシンプルすぎて色気も素っ気もないこと。洗濯を繰り返すうちにカップが凸凹になることです。
そこで次に買ったのは、ワコールが輸入元のSPANX(スパンクス)「Underwire Contour ワイヤーブラ」というフロントホックタイプです。ストラップが太いのは、肩が凝らなくて大歓迎。
色はベージュと黒だけですが、カップの丸みは自然だし、ブラのライン(特に背中)が外に響かない作りは優れもの。ところが何度か使用したところで、ストラップがだんだん伸びてきました。アジャスターが付いていないので調整しようがなく、ブラそのものを引っ張り下げるしかありません。
なで肩対応ブラでネット検索して、次に買ってみたのはトリンプの「WONDER MAKE(ワンダーメイク)」。単体では何だか異様にデカく見えますが、レースが入って色も可愛く、着用するとフィット感が良くてシルエットは綺麗だと思います。ところが・・・
ストラップの留め具は肩からズリ落ちにくい三角形タイプを使用しているというのに、なぜか歩いているうちに、片側だけがズリ落ちてしまいます。ストラップを短くすると肩が凝ってしまい、やっぱりこれもダメでした。
最後に行きついたのが「ジニエブラ」。世界で8,000万枚も売れている、伸縮性の高いノンワイヤーブラです。銀座で期間限定のジニエサロンがオープンしたときに行って、スタッフから説明を聞いてきました。
ジニエブラ (公式サイト)
特殊繊維で筒形に編まれていて、後ろにホックがなく、パンツを履くように下から履きます。特徴は下の5点。詳しくは別記事に載せていますので、ご覧ください。
【ジニエブラの特徴】
- カップが不自然にモリモリじゃなく、日本女性のバストに合わせて作っていること。
- 一日じゅうストレスフリーで、寝ているときでも着けられること。
- カップを入れたまま洗濯機で洗えて、2年は長持ちすること。
- ワイヤーがなく、アンダーが太めなので、ズレる不安がないこと。
- ストラップの幅が広く伸縮性があるので、なで肩でも落ちてこないこと。