梅雨の季節にインスパイアされて、紫陽花色のお洋服が着たくなり、久々に TO BE CHICのワンピースに袖を通しました。しかし、どうしたことでしょう、首から上と全然マッチしていないのです。
なんだか田舎くさく、しかも老けて見えます。
原因はすぐに分かりました。ウエストに巻いたリボン。ワンピースをさらに華やかにする附属アイテムなのに、昭和のファッション雑誌からタイムワープしてきたみたいです。
リボンを外してみましょう。キュッと締まった感じではなくなりますが、ずっと若々しく見えます。
女も中高年になれば、ウエストについた肉はそう簡単には落ちません。いろいろ溜め込んだ部分をリボンで強調したら、ともすれば関取のまわしになってしまいます。ひらひらした飾りは外して、歳をとるほど引き算が必要なんですね。
次のコーデも似たようなもの。コントワー・デ・コトニエ(Comptoir des Cotonniers)の涼し気なミニワンピースですが、やはりリボンが付属していました。取りあえず巻いた写真を載せます。
前の写真のワンピよりは違和感がないのですが、あえてリボンが必要だろうかと思います。やっぱり引き算を適用しましょう。
このほうがスリムに見えませんか? 胸元のボタンもフルに外して、顔の下に縦長のVラインを作りました。
贅肉が気になる年齢になったら、強調すべきはウエストではありません。女が最もセクシーに見えるデコルテラインをアピールしましょう。
そのためにも日焼け防止は大事。シミソバカスやシワシワが目立つデコルテにならないよう、顔のお手入れと合わせてデコルテにも、美容液を塗ってあげてくださいね。