ノースリーブニットって、首元やアームホールの微妙な開きぐあいで、似合うか似合わないかが決まります。なで肩の私はホルターネックのタイプがしっくりくるのですが、真夏でない限り、一枚で着て出るのは勇気がいりますね。
GAPのセールで見つけた1,490円のストライプクルーネック セータータンクトップ。モデルさんは健康的に着こなしていますが、首が詰まってアームホールが大きいので、私のようなオバサンにはハードルが高いデザインです。
悩みつつも爽やかなストライプに惹かれて購入。写真ではそれほど脇が開いていないように見えますが、横を向いたら「かなりの」ものです(笑)
本当は一枚で着たい、でも恥ずかしいから隠したい。とりあえず普通のカーディガンを羽織ってしまうと、どこにでもいるオバサンになっちゃうし、ノースリーブニットの良さが死んでしまいます。
こういうときこそチビカーディガンの出番。生地がしっかりとして、たるんだお肉を押し込んでくれるようなストレッチがきいているものが助っ人になります。これは10年以上ヘビロテしているマックスマーラのカーディガン。
さらにもう一つ、ノースリーブニットを着痩せして見せる方法は、ハードなジャケットを着ることです。
ハードと言ってもテーラードジャケットはダメですよ。詰まったクルーネックがテーラードの襟によってさらに窮屈そうになり、とたんに老けてしまいます。
選んだのはジョアのデニムジャケット。肩章が付いて、袖口を大きく折り返して着るタイプなので、視線を身体の中心からずらしてくれます。しかもウエストがシェイプされたデザインだから、先ほど着たマックスマーラのカーディガンと同様に、身体をキュッと縮めてくれるんです。
中高年の悩み、身体のたるみを上手に隠すタイプの上着を選んで、周りの雰囲気を見てから腕を出すことにいたしましょう。