大人の女が着ると映える上品なカラーはグレー。ファッションサイトのMINEで、「今、グレー×グレーがおしゃれ確約!美人カジュアルなお手本5」という特集を見つけました。見るとインスタのスナップが幾つか載っていますが、みんな若い女性たち。私の年齢だと上下グレーだけでは、老け見えが加算されてしまいます。
グレー×グレーのおしゃれさを壊さないように、少しだけ差し色を入れる方法を考えてみました。
グレーのカシミアニットのVネックには、顔にメリハリがつくように白のTシャツをのぞかせ、裾からも数cm出して、グレーのパンツとの間に境界線を作ります。こうするとベルトをしたような効果が生まれて、カジュアル感がアップします。
この上に防寒対策に着るのは、大人かわいい系ショップ「ナチュラルセンス」のカーディガンと、昨日の記事に載せたドゥクラッセ(DoCLASSE )の「パディング・ストール」。微妙に色が違うグレーを、白の中綿ストールで一気に引き締めます。
グレーと相性のいいカラーとして、ホワイトとブラックは王道を行きますが、私はブラウンと合わせるのも好きです。
GUの「リブタートルネックセーター」と、チャコールグレーのニットスカートをコーデしました。10年以上も前に買ったカルバンクラインの巻きスカートですが、縁取りにブラウンの革ひもが付いていて、色が違ったグレーとの境界線になってくれます。
この皮ひもの色に合わせて、ショートブーツもブラウンに。グレー、ブラウン、くすんだブルーのチェックが入ったマフラーをアクセサリー代わりに巻きました。
グレー×グレーのコーデは、手持ちのアイテムをプラスするだけで、幾らでもアップデートが可能。顔の周りを明るくすることだけを忘れずにいれば、くすんで見えることはありません。
そして今年っぽい、主役級のグレーが欲しいなら、おすすめはur's(ユアーズ) の「ドルマンスリーブニットプルオーバー」3,290円。しっかりとした厚みのニット生地で、二の腕が細く見えるドルマンスリーブです。
ユアーズの杢グレーは肌色がきれいに見えるので、一枚持っていると思った以上に使うシーンが多いですよ。