夏から秋への移行期で、何を着た良いのか悩むのが9月。飽きてしまった夏服にプラスワンして、中途半端な季節をおしゃれに乗り切るコーデを考えました。参考になったのはCLASSY.の記事。カーディガンを「ケープ掛け」する方法が載っています。
カーディガンの肩掛けはプロデューサー巻きと呼ばれ、昭和っぽさが漂います。それでも寒くなった時に羽織るのには便利だし、差し色としてアクセサリー感覚で使えるのがメリットでした。
プロデューサー巻きが廃れた今では、ざっくりと肩に掛けるケープ掛けがおしゃれなんだとか。方法はカーディガンのボタンを全部外して、内側に一折りしたのを羽織ります。
コーデの対象にしたのは、9月に入るとビビッドなオレンジが白茶けて見えるワンピース。ドゥクラッセ(DoCLASSE )で去年買った「UVスラブ・ウエストタックワンピース」です。
真夏が全開なオレンジのワンピースに、ネイビーのカーディガンをケープ掛けしてみましょう。シューズはサンダルからストラップ付きのパンプスに替えて、トラッド風なアーガイルのソックスを履きました。
カーディガンは前を交差せずに、袖をストンと垂らすともっとケープらしくなります。ウエストの両側が隠れて、細見え効果も。
秋らしさを出すには、ニットベストをプラスするのも一つの方法。今年の2月に買ったGUの「Vネックニットベスト」を使いました。オレンジのワンピ―スにオレンジのニットベストを重ねる、失敗と成功が紙一重のコーデです。
オレンジを主張したコーデを和らげるのは同系色のベージュ。大人の女性に人気が高いニューバランス(New Balance)のグレーベージュのスニーカーを履き、細いベージュのベルトをしています。
何かワンアイテム足りないとき、いつも助けてくれるのがナチュラルベリーの「クロコダイルフェイクレザーベルト」(1,480円)。何色も大人買いした中で、今回はグレイッシュホワイトを使いました。そのままバックルに通さず、端を斜めに落とす巻き方をして、ウエストが太く見えないようにしています。
夏から秋への中間服をわざわざ買わなくても、手持ちのアイテムで9月を乗り切って節約を。その分の費用を新しいニットの購入に回して、少しずつ秋冬支度をしています。