男女問わず、秋冬の定番ニットと言えば黒のタートルネック。ただし万人に似合うとは限りません。ボディラインが目立ち、あごのラインも目立つリブタートルを、私は老化度チェックの道具として活用しています。
今年はドゥクラッセ(DoCLASSE )の衣替えSALEで「ソフトウール・リブハイネックセーター」(4,990円 → 2,990円)を購入しました。ボディとネックとでリブの幅が違うのがおしゃれ。薄手でありながら身体の凸凹を拾いにくいのが特徴で、オーソドックスなシルエットです。
ボディはレーヨン50%・ポリエステル28%・ナイロン12%・毛10%、ネックは綿65%・ナイロン35%という、肌触り重視の素材です。
歳を取るほど難しくなるのは、黒のタートルを1枚で着ること。顔が大きく見えたり、二重あご、三重あごに見えたりが露骨なんですよね。
たるんだラインを隠すなら、プラス・ワンアイテムで乗り切れます。タートルの上からストールやスカーフを巻けばいいのです。
流行しているレオパード柄をぐるぐると巻きました。ド派手なオバチャンにならないよう、ブルー地に黒のレオパード。これで小顔効果が得られたと思います。
エレガント路線で行くなら、水玉のスカーフにパールのロングネックレス。華奢なパンプスを履けば、フレンチディナーの席でも大丈夫です。
ボトムスを黒からグレーに替えてみましょう。ヘビロテしているゴムウエストの「洗えてシワになりにくいウールライクテーパードパンツ」。スタイルストア から出ているKilka(キルカ) というジャパンブランドです。
今度はスカーフではなく、大ぶりなグレーのチェーンネックレスをしました。要は視線がタートルネックに集中しないよう、他の色で散らせばいいのです。
今年、黒のタートルネックがどうしても着たかったのは、移行しているグレイヘアに合うと思ったから。黒髪のきついイメージから脱して、髪もアクセサリーの一部になりました。とは言っても白髪であることは否めないので、肌が老けないようにスキンケアをますます頑張ります。