ミリタリールックが流行した時代の名残りか、私はカーキ色が大好き。この歳では老け見えすると100%分かっていても、見ると買いたくなるのです。
ピエロ(Pierrot )の春アイテム「2wayタックブラウス」はオフホワイトやライトグレーもあるのですが、いちばん地味なグレイッシュカーキに惹かれました。
2wayタックブラウス 2,690円(税込)
このブラウス、どこが2wayかと言うと、ネックのボタンを留めると「きちんと感」。ボタンを開けると「カジュアル感」が演出できるところ。大差ないように思いますが、ボタンを開けてもキャミを着なくて済むよう、当て布がついているのは便利です。
袖が長めというレビューがありましたが、身長162cmの私はMサイズでぴったりでした。
くすみ色(ニュアンスカラー)が流行している今、どうしたら老け見えを回避できるか。グレイッシュカーキのコーデをお見せしましょう。
真っ赤な口紅をつける
アクセサリーやスカーフを合わせて「なんか違う」と悩むより、手っ取り早いのはメイク。カーキにはレッドが良く合うので、真っ赤な口紅をつけます。リップクリームだけの場合と、口紅をつけた場合を比較しますね。
リップクリームだけの印象
私はメイクにアイシャドーと頬紅を使わないので、リップクリームだけの唇は、やはりカーキのブラウスを着ると寂しくなります。
真っ赤な口紅をつけた印象
口紅を足しましょう。使用したリップは、ナチュラルオーガニックコスメ専門サイト【nature's way】 から出ている「ナチュラグラッセ モイストバーム ルージュ 」(プラムレッド)。100%天然由来の成分で潤いをキープし、石けんで落とせます。
マスクをつけて外出する今は、口紅から遠ざかっているかもしれませんが、自粛が解けたらつけたいアイテムです。
ナチュラグラッセ モイストバーム ルージュ 3,520円(税込)
ホワイトのボトムスとコーデする
赤い口紅をつけてコーデした全体像です。ボトムスを選ぶとき、カーキのトップスに最も合うカラーはホワイト。明るい反射効果があります。
ユニクロとJW ANDERSONとのコラボデニム「ハイライズスリムフィットストレートジーンズ」を履きました。
ビビッドカラーのビーズネックレスをつける
くすみカラーのトップスは、顔の近くにビビッドカラーを持ってきてインパクトを強める方法があります。
ビーズのピアスとネックレスをターコイズブルーにしてみました。ブラウスのボタンは外して、首元にビビッドカラーを浮かせると、顔が生き生きします。
この上にドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ミックスツイード・ニットジャケット」(オフホワイト)を着ました。春の色が編み込まれたミックスツイードで、カーキがふんわりと中和されます。
ツヤ感のあるブラックと合わせる
ホワイト以外に、カーキが絶対に似合う色はブラック。ただしマットな黒だと沈みこんでしまうので、ツヤ感があるアイテムを選びます。
ボトムスは20年ぐらい愛用している、DKNYのナイロン・スパンデックス混紡。ツヤのあるブラックが大人っぽくて気に入っています。ネックにはブラックビーズのネックレス。タイトなリブ編みのカーディガンもプラスしました。パンプスだけは若々しく、派手めな色にします。
シニア世代にグレイッシュカーキは顔映りの難しいカラーですが、コーデがうまく決まったときの喜びは大きいです。2,690円のブラウスが活躍する春はすぐそこまで来ました。