ハルメクWEBに2本目のファッション記事が掲載されました。今回は大判ストールの使い方を書いています。小さく畳める長方形のストールもあれば、肩が落ちないよう工夫されたポンチョ型ストールもあり、これからの季節は大いに役立ちます。
記事にも書いたのですが、私は大判ストールを寒暖調節だけでなく、ファッションコーデの全体的な色調整にも役立てています。
下の3つのストールで具体例をお見せしますね。左からBASILE(バジーレ)の赤いカシミアストール、中央はUnited Arrows(ユナイテッドアローズ)の青いラメ入りストール、右はSOÉJU(ソージュ)のラクーンケープストールです。
深紅のストールは人目をひく派手なカラーですが、暗いオケージョンワンピースを華やかにシフトさせるのに役立ちます。
下のワンピはスタイルストア で扱っているKilka(キルカ) というブランドの「洗えてシワになりにくいウエストベルトワンピース」。ダークネイビーでお通夜にも着ていけると思って買いました。でもこのままじゃ厳か(おごそか)すぎます。
赤いカシミアの大判ストールを羽織りました。ダークネイビーの分量が少なくなり、一瞬にして、ちょっとしたパーティーに行けるスタイルに変わります。
クリスマスパーティー時期に買った、青いラメ入りのストールに替えてみましょう。シューズも同じ色にして、パールのロングネックレスを垂らせば、うんと華やかになります。
派手すぎて、さすがに私の年齢では着て歩けないワンピースはどう変わるか。下で着ているピュアレッドは、超激安な海外通販「タイドバイ(Taidbuy)」の春秋用ワンピースです。
派手すぎる!と断捨離せずに、また日の目を見るためには、ダークカラーの大判ストールを利用します。
SOÉJU(ソージュ) の「ラクーンケープストール」をコートのように羽織りました。チャコールの下に赤がチラリと見えて、派手さは控えめに。まだ寒い今の季節でも出歩けるスタイルになったと思います。
下のコーデはSOÉJU(ソージュ)の「スタンドカラータックブラウス」(ブルー)に、大きなウインドウペン柄のパンツを履いています。かなり遠くからでも目立つコーデです。
ここにもチャコールの「ラクーンケープストール」をプラスすると、パリのマダムっぽいスタイルに変わりました。ストールの巻き方次第で、ロイヤルブルーの見える分量が調節できて、行く先々でアレンジできます。
年甲斐もなく派手すぎるとは言わせない! 地味すぎてババくさいとも言わせない! 色を取りそろえた大判ストールのマジックで、90歳になってもおしゃれしようと思っています。