冬の着ぶくれは太って見えるだけでなく、暖房の効いた部屋では蒸れて風邪をひきやすくなります。インが薄着でも暖かくいられるドゥクラッセ(DoCLASSE )のマジカルサーモコート は、「3㎏痩せて見えるダウン」として2018年に登場してから、今年で4つの冬を迎えました。
TVCMで放映中の2021-22バージョンは、表面にはハリのある美光沢素材のグログラン生地、裏面はタフタ素材を使用した豪華版。「おばさんっぽい」「ダサい」という辛口な意見を封じるスタイリッシュなフォルムです。
「暖かくない」という意見も封じて、中綿入りになりました。
しかし、私の年齢は60代半ば。確かに「おばさん」(おばあちゃん?)ですが、ダサいと言われないために、マジカルサーモコート選びで重要なポイントは、サイズ感と色だと思っています。
現在の人気No.1タイプ「マジカルサーモ・ミドルコート」で一例をお見せしますね。
着用したのは下の2カラー。マッキントッシュのトレンチに似た「オレンジ」と、ミリタリーっぽくボーイッシュに着られる「カーキ」です。
参考までに、私は身長162cm、体重51kg、手は長め、撫で肩、肌はブルーベース、グレイヘア移行中です。ドゥクラッセでの推奨サイズは、トップスがM(9号)、ボトムスがS(7号)になっています。
これからお見せするコートの画像はどちらもMサイズ。左側がオレンジ、右側がカーキで比較していきますね。まずは前を開け、袖を伸ばして着た感じです。
コートのインに着た服は、どちらもドゥクラッセ(DoCLASSE )。レビューの人気度が高く、3色もイロチ買いした「接結ストレッチ・フーデッドプルオーバー」(税込 3,289円)と、SDGsファッションとして最適な「エコレザー・スリムストレートパンツ」(税込 8,789円)です。
前を閉じ、ネックのいちばん上のボタンも閉じて、ステンカラーコートとして着てみます。
次は、バイカラーになった袖をロールアップしてみますね。オレンジの内側はベージュ、カーキの内側はイエローです。
アップされているレビューを見ると、ワンサイズ下げたほうが良いという意見もあるのですが、手が長い私はちょうどいい感じ。
型が違うのか、不思議なのは「マジカルサーモ・ショートステン 」を着た場合です。同じMサイズなのに撫で肩が目立ち、袖は太くて短いという現象が起きました。着ているキャメルは、ブルーベースの肌には似合わないのも含め、ワンサイズ下げたほうがオバ見え度は軽減されたでしょうね。
私なりの結論として、ロングコートは大き目でメンズライクに、ショートコートはぴったり目で女っぽく着ると、若見えすると思いました。
さて、「マジカルサーモ・グログランフードコート」の全体像を見るため、バックスタイルとサイドスタイルをお見せしますね。
どうでしょうか? 「マジカルサーモ・ミドルコート」は大人っぽいスタイリッシュなシルエットなのですが、そのままストンと着ると、トレンチコートのスリムさに負けてしまいます。
中綿入りが「どてら」っぽく見えないよう、フーディーとレイヤードしたり、袖をクシュクシュさせたり、ロールアップする「こなれ感」足しをおススメします。
せっかくのバイカラーを活用するコーデを最後にお見せしましょう。
裏生地よりも少し濃い目なカラーのハイネックニットを中に着ました。これなら袖をロールアップしなくても、チラリと内側のイエローが見えるだけでおしゃれ。暖かそうな上下は、フィフス(fifth)のニットとプリーツパンツ。
プチプラ服の上下が高見えするのは、ツヤ感のあるコートのグログラン生地のおかげ。オーバーサイズニットに、ちょい大き目な高見えロングコートを羽織れば、もう「おばさん」なんて言わせません!!