リネン(麻)素材のシャツは、シワの風合いがおしゃれ・・・だそうですが、そのつもりの自分が映った鏡を見ると、みすぼらしいオバサンがいます。とは言っても洗濯のたびにピン!とアイロン掛けをすれば、麻を着る意味がなくなりますよね。
面倒なことはカットして、最初から洗いざらしのシワがあったらどうかな?です。
リネンキャンバスグランシャツ 13,750円(税込)
上の白いブラウスは、スタイルストア で「大人可愛い」と評判の「リネンキャンバスグランシャツ」。ずいぶん着古したように見えますが、2年前に値札が付いたときの状態が下。新品でも「こなれ感」が効いています。
実はこのアイテム、スタイルストア では春夏シーズンに7年間人気No.1のシャツなんだそうです。メーカーのBrocante(ブロカント)はMADE IN JAPANにこだわったブランドで、自社企画、自社生産、自社販売を一貫して行っています。
お手入れが楽で、ワンサイズなのに体型を選ばないところが人気の所以でしょうか。襟と袖口が絞られて、ボディはふんわり。オーバーサイズブラウスとしても羽織り物としても、ちょうど良いレングスです。
カラバリは9色。私が持っているホワイトは透けやすいので、下にキャミソールやタンクトップは必要です。透けるトップスにはベージュのキャミが一般的なんですが・・・、素肌にシャツを羽織ってるみたいで、逆に目を引くかもしれません。
周りから安心感が得られるよう、ホワイトのキャミソールを着ます。コーデはスタンダードに、LEVI'S(リーバイス) のストレートデニム(リーバイス701)を履きました。リネンシャツとブルーデニムほど相性がピッタリなものはありません。
下に入れたキャミソールは、スタイルストアおすすめの逸品、「TUTIE./コットン天竺キャミソール」です。シャツの下に隠れるとしても、天竺の優しい肌触りはクセになります。
TUTIE./コットン天竺キャミソール 3,850円(税込)
シャツのボタンを全開にして、羽織り物として着てみました。キャミソールの胸元に切り替えがあるので、下着に見えずに済みます。
後ろを向くと、やっぱりリネンの白シャツならではの透け感があります。気になる場合はキャミじゃなく、タンクトップやノースリーブTシャツを着るとOKでしょう。
横から見ると、つぼまった袖口がメチャ可愛くないですか? レングスとしてもお腹とヒップをカバーしてくれます。
ドローストリングのパンツにウエストインしたらどうかな? これ以上のドロストはないと思えるほどスタイリッシュな、SOÉJU(ソージュ) の「ソフトオックスドロストパンツ」(テラコッタブラウン)を履きました。
リネンキャンバスグランシャツ 13,750円(税込)
ソフトオックスドロストパンツ 14,300 円(税込)
ウエストが太く見えるじゃない?とお思いでしょうが、シャツのネックは閉じて、パンツの裾はつぼまって、全身がコクーンシルエットになっています。こうすれば意図的にモード風コーデをしているっぽく見えるので、お腹のあたりは気にしなくて良いのです。
ボトムスを同じ形のベージュに替え、シャツのボタンを全開にして羽織りました。
どうでしょう、ウエストが細く、足が長く見えますよね。シッカリしたパンツの生地とセンタープレスのおかげで、リネンのシワシワがおしゃれに変化しました。
今の季節はまだしも、湿気が多い盛夏になれば見た目に構っているどころじゃありません。大人可愛いシワシワのリネンがきっと役立つと思います。