高見えコーデを特集したメルマガが wear.jp から届きました。お値段以上に魅せる大人プチプラコーデとして、スタイルを決めた女性たちの写真が載っています。
GUやしまむらのアイテムを取り入れて、プチプラじゃなく見せるコーデは腕の見せどころ。でもそれを決して若くない年齢でトライすると、みすぼらしいコーデになる確率が高いのです。
私がプチプラ服を買うときに心がけているのは、なるべくシンプルなデザインを選ぶこと。縫製の安っぽさがバレてしまうフリルやギャザー、リボンなどは絶対に避けます。できれば無地で、手持ちのブランド服と合わせることを想定してチョイスするのです。
このトップスはGUで去年買ったとろみブラウス。ボタンなしで前にタックをとったデザインと、手の甲にかかるカフスが、とても細かく丁寧なステッチで縫ってあるのが気に入りました。
ただしプチプラと合わせる面積の広いアイテムは、ちゃんとした値段のものを着るようにしています。だからボトムスは、PAOLA FRANI(パオラフラーニ)のプリントスカートに本革のサッシュベルト。いくら売れ筋であっても、ここにGUのレースのスカートは履きません。プチプラがバレない比率を考えます。
次のスキッパーシャツは、ピエロ(Pierrot)で買った2,280円。2週間前に記事を載せました。そのときはチノパンでトラッド風な高見せを試みましたが、下のように単に裾を出してゆるっと着たら、オバサンなのがモロバレです。
やっぱり上質なアイテムをプラスして、プチプラシャツの面積を狭くするのが高見えのコツになります。
前も同じジャケットを着たと思いますが、紺や白のシャネル風ツイードジャケットは、困ったときの神頼み。パッと上に着るだけで上品さが格上げされます。
そしていちばん大切なこと。くすんだニュアンスカラーのプチプラ服は、若い人には似合っても、歳を取るほど生活に疲れて見えます。なので組み合わせるアイテムには、インパクトのある色をプラスして、全体があいまいにならないようにします。
実は私が黒のビーズネックレスを多用しているのは、その効果を狙ってのこと。近くで見るより、遠くから見える自分を意識すると、コーデの傾向が変わると思いますよ。