ニットの季節になると、最初に着るのは着脱しやすいカーディガンでしょうか。肩に掛けたり腰に巻いたりと、アクセサリーとしても便利なアイテムなので、私は差し色になるものをプチプラで揃えています。
ただし例外は黒。光の加減や編み方にもよりますが、アクリルの入った黒はプチプラがバレやすいので買いません。みんなが着る色は比較されやすく、若い方ならOKでも、私の年齢では貧相になります。
その代わり、10年ぐらいヘビロテしているのは、イタリアのインポート糸で編んだポールスチュアートのツインニット。幅を変えたリブ編みや上質な貝ボタンなど、ディティールはさすがです。
オフィシャルな席では、トラッドなヘリンボーンのパンツを履いて、パールのネックレスをすると、ジャケットじゃなくてもツインイットで通用します。
派手過ぎてもう着られないかなと思うチェックのスカートも、トップスを上品にしておくと、あと一年はイケそうです。
今の季節はカーディガンを肩掛けすると、着痩せして見えるのが嬉しいところです。
一着は持っていると便利なツインニット。特に黒の場合は、インになるセーターの首元が詰まっていないものを選んだ方が、上半身が重たくならずに済みます。スクエアネックやVネック、Uネックなど、大人っぽい抜け感があるものをおススメします。