マリン風なボーダー柄トップスは、流行を問わない万能アイテム。誰にでも似合うだけに、人とかぶるのが難点です。しかも男性とかぶって、ペアルックと思われたときは微妙な心境になりますよね。
私が若かりし頃はアニエスべーのボーダーシャツが大流行して、電車の中で同じのを着た女性とバッティングすることも度々でした。
人とかぶらないためには、デザインと素材が洗練されたタイプを選ぶのがベター。サスティナブルで、上質なベーシックアイテムを揃えたoblekt(オブレクト) で、理想的なボーダーを見つけました。カットソーではなく、ミラノリブの上品なサマーニットです。
フリーサイズで、素材は綿50%・ポリエステル50%。綿の部分はオーガニックコットン。家で洗濯できます。
oblekt(オブレクト)とは、スウェーデン語で「生成」という意味です。このショップが得意とする生成りは、ファストファッションとは違って上品な風合い。クルーネックも女っぽい開き具合で、首筋がキレイに見えます。
袖口と裾は広めのオフホワイトでおしゃれ。身頃はダブついていないので、上にジャンスカやオーバーオールを着ることができます。
ネイビーのパンツ、白スニーカーとシンプルなコーデをして、全体をチェックしました。私は身長162cmで、肩の収まり方がちょうど良いです。
袖口は伸ばすよりも、たくしあげたほうが、こなれて見えますね。
後ろのシルエット、サイドのシルエットもチェック。かがんでも背中が見えることなく、裾はヒップの中間までをカバーしてくれます。
きれいめなコーデをするには、ホワイトの分量を増やします。トップスが細身のシルエットなので、ボトムスはテーパードパンツにしました。センターラインが入った白パンツとパンプスとの相乗効果で、きちんと感。オフィスコーデに昇格します。
さらにライトベージュのトレンチコートをプラス。オフホワイトからベージュまでのワントーンコーデに、ネイビーのボーダーが加わると、メリハリがついて若見えします。
スカートを合わせるなら、タイトなシルエットのものを。リブニットのロングスカートを履きました。シューズは青いスニーカー。ほんの少しだけ入った赤いロゴがトリコロールコーデにしてくれます。
ボトムスをデニムパンツにするなら、若い人たちとかぶらないよう、おしゃれに気合を入れます。グレー地のボーダーカーディガンを肩掛けして、シューズは赤いパンプスです。
クローゼットと靴箱を探せば、ボーダートップスをアップグレードさせるアイテムはきっと見つかるはず。イエローやグリーンのカーディガンの肩掛けも良さそうですね。
oblekt(オブレクト) からはもうワンアイテム、ボーダートップスが出ています。私が着ているタイプよりも身幅がワイドで、ドロップショルダー。ワイドパンツとコーデすると大人可愛いです。
こちらも綿50%・ポリエステル50%のミラノリブ。断ち切ったような袖口と裾のデザインがおしゃれです。ボートネックなので、中に白のタックトップを着てストラップを見せると、カジュアルさがアップしますよ。