コミュニケーションが手紙からメールに替わって、ポストの郵便物が減りました。でも2週間に1回、わくわくするサプライズがポストに届きます。それはお花の絵がプリントされた細長いボックス。【インスタで話題!】ポストに届くお花の定期便bloomeeの花束です。
私が隔週で定期購入しているのは、いちばん安いプランの花束ですが、もう2年以上の契約になります。
どんなブーケかは画像がマイページに掲載されて、今回届けてくれたお花屋さんのコメントが載ります。
お花屋さんからのコメント
■ お花のテーマ
シックな大人カラー■アレンジに込めた想い、お花の特徴、お手入れアドバイス
都忘れは古くから日本人に親しまれていたお花です。花言葉にも素敵な意味も多いのでぜひ調べてみて下さい。
葉っぱにシミが出ていることがありますが花には影響がないので取り除いてあげましょう。
アリウムは無数に花が咲きます。最初に咲いた花から紫色に変色していきますので順番に引っ張るように取り除いて下さい。
実際に届いたブーケがこちら。「シックな大人カラー」がテーマです。
包みを開くと、カーネーション(紫系)、アリウム(ブルーパフューム)、ドラセナ(赤)、都忘れが入っていました。手前の淡い紫が「都忘れ」(ミヤコワスレ)。
都忘れという和名については、順徳天皇の詠んだ歌に由来します。
父親の後鳥羽上皇が起こした政治闘争に巻き込まれ、鎌倉幕府から追われて佐渡へ島流しされた順徳天皇は、21年間も島から出ることができずに46歳で崩御しました。
「いかにして契りおけん白菊を都忘れと名づけくるも憂し」
父親が愛していた白菊に「都忘れ」と名をつけて、不遇な我が身を憂いた歌。ミヤコワスレの色は白、ピンク、淡い紫などがあるそうですが、今回届いた淡い紫は清楚で可憐です。
お花が長持ちするよう水切りをして、花瓶に生けようと思ったら、なんと2週間前に届いた花束(ガーベラ、ヒペリカム、スターチス、ルスカス)がまだ元気なのです。
ガーベラは数日で首が垂れてしまうことが多いのに、届いた時とほぼ同じ姿で咲いています。お花屋さんからは以下のコメントがありました。
ガーベラのお水が上がらない際には、少しきつめに新聞等で巻き茎を切り戻し数時間深めの水に浸けますとシャキッとしてくるかと存じます。爽やかな色合いのお花を活け、気分を少しでも上げていただき、お部屋であと2週間頑張って参りましょう!
下の画像は2週間前に届いたときに撮りました。
昨年10月の記事に載せたのですが、私は父の仏前にブルーミーの花束を飾っています。2週間に1度の定期便でも、お花を絶やさずに飾ることができて、毎朝花瓶の水を取り替えるのが日課になりました。
今回は2つのブーケの豪華版です。もうすぐ一周忌。可愛い花たちに寄り添われて、さぞかし父は喜んでいることでしょう。
もう一つ、bloomee(ブルーミー)を継続していて良かったと思うこと。それはブーケに時どきスターチスが入っていることです。体験プランの場合は確立が高いかも。
花瓶に活けたスターチスはカサカサしてくるんですが、捨ててはいけません。放っておくとドライフラワーになる花なので、次の定期便が届いたら、花瓶から出したスターチスを逆さに吊るして乾かしていました。今ではこんなに溜まっています。
お花を活けると必ず匂いを嗅ぎにくるニャンコが、りりしくスターチスの横に寄り添ってくれました。触るとカサカサと音がするので、イタズラしに来たのでしょうけれど、猫のオモチャにもなってくれて感謝です(笑)
このブログに何回か記事を載せたBloomeeLIFE(ブルーミーライフ)は、名称がBloomee(ブルーミー)になりました。
4年前に始まってから、今では全国10万世帯が利用しているポストに届くお花の定期便bloomee。一人暮らしの我が家が明るくなるのが嬉しくて、今回は小さな幸せをおすそ分けする記事を書きました。