お腹をチラ見せするクロップドTシャツの対極にあるのは、身体が泳ぐサイズのボックスTシャツ。肉感を拾わないのはもちろんボックスTですが、私の年代になると着こなしが難しいのです。だらしなく見えるんですよね。
去年の今ごろは、ファッション好きに大人気な ATON(エイトン)のボックスTを着て、笹和紙の帽子を目深にかぶるコーデをしていました。さすがエイトン!と分かってくれる人がいたら嬉しいんですが・・。
SUVIN60/2 /オーバーサイズTシャツ 13,200円(税込)
甘撚りクールデニム・フレアカットオフ 8,789円(税込)
SASAWASHI/手編み帽子 キャメル 6,600円(税込)
面積が広めな上半身は、何かアクセントがないと寂しいかも。今年はセゾンドパピヨン(SAISON DE PAPILLON)の「ダメージ加工ロゴデザインオーバーサイズTシャツ」に目が留まりました。
ダメージ加工ロゴデザインオーバーサイズTシャツ 2,490円(税込)
人気がありすぎて、ホワイトは全サイズが在庫切れ。そこでブラックのMサイズを選択しました。ショートカットの私は、近ごろボーイッシュなファッションに傾倒しているので、ブラックのほうが合いそうです。
面白いと思ったのは、ダメージ加工が施されているロゴ。何のアルファベットだろうと、つい見入ってしまいます。
素材は綿94%・ポリウレタン6% 。ペラペラじゃなく、適度なハリ感があります。
どうやって着ようか・・を鏡の前で試行錯誤しました。これまでの経験上、スリムなボトムスはオバ見えを増長すると思っています。歳を取ると上半身はボリュームアップしても、レッグラインが貧相になるので、幅のあるボトムスのほうが若々しく見えるのです。
去年の細身なデニムパンツからシフトして、ちょい緩めなLEE(リー)のペインターパンツとコーデ。ウエストは落とし気味に履いています。
LEE(リー)レディース ペインター ワイドデニムパンツ 12,100円(税込)
ゆるぶかサイズのトップスをウエストインすると、だるんとしていても、中身が細く見えるマジックが不思議です。
ストリート系にするには、Tシャツの裾を外に出したほうがいいんでしょうね。私としては好きなスタイルなのですが、ラフすぎて、ごくごく近所までしか外出できません。
扱いに困ったボックスTシャツは、胸のロゴを生かして、ロングベストでカバーすることにしました。ドゥクラッセ(DoCLASSE )の画期的な発明ともいえる、速乾で涼しい UVスラブ です。
「UVスラブ・ロングジレ」と、ドロストパンツの「UVスラブ・セミワイド」でボックスTをサンドイッチ。額縁として落ち感のある素材&チャコールの色使いを入れることで、とても大人っぽくなりました。
UVスラブ・ロングジレ 5,489円(税込)
UVスラブ・セミワイド/68cm 4,389円(税込)
私が着ているチャコールのロングジレは在庫切れなのですが、スラブジャージーのジレは、ミッドナイトブルーとブルーグレーがあるようです。
リネン混スラブジャージー・ロングジレ 6,589円(税込)
そして、ボックスTシャツとストリート系デニムパンツをカッコよく見せてくれるアイテムとして、シューズも改革することにしました。若い人たちが好んで履いている厚底スニーカーです。
大人向けの上品なフォルムを探して、しかも足幅が狭い私に合うものを探して、辿り着いたのはいつものニューバランス(New Balance)。ホワイトが主体で、踵にブラックがあしらわれたウィメンズ限定モデル「CT302」です。
New Balance CT302 OD 11,990円(税込)
厚底スニーカーは韓国ブランドなどのリーズナブルなタイプがいっぱい出ているのですが、あえて歴史のあるニューバランスを選択。無理に厚すぎないソールの高さがナチュラルで、さり気なくサイドに入った「N」のマークに品があります。
ネットショップで注文した翌日に届く素早さなので、明日には試し履きができそう。身長が5㎝ほど高くなって、ボックスTを着たコーデはどう変わるかが楽しみです。