(2020年2月更新)
いま私の手元には、クレジットカードの業種変更申込書があります。再来月に10,000円の年会費が引き落とされるゴールドカードを、1,250円の一般カードにダウングレードするためです。
使ったことのないカードのプレミアム特典
現在持っているのはJCBプレミアという黒っぽいカードで、年間100万円以上のショッピングをすれば、ゴールドカードに追加される年会費5,000円は無料になります。このプレミアカードを持ってると、世界の空港の850か所以上のVIPラウンジが使用できるとか、極上のホテルや旅館に優待価格で宿泊できる等の特典があるのですが、どれも必要ありません。
なぜかと言えば、独り暮らしで猫を飼っているから。車には乗れず、ペットホテルに預けられない猫なので海外旅行は無理ですし、出張で一晩留守番させるときだって、無事でいるかとドキドキなのです。
父の美学「財布は膨らますもんじゃない」
クレジットカードは大処分。よく利用するデパートの割引額の多いカードだけを残しました(ただし支払いは現金で行い、ポイントだけを付ける)。見栄より実を取ります。
私の父は家族にも禁止令を出すほどクレジットカードが大嫌いで、お財布にはピン札の束だけの人でした。明朗会計がいいんだと、ポケットの小銭は1円だって細かく数えて出していましたけどね。会社の経営者として、お金には人一倍シビアでした。
父が脳卒中で倒れて介護施設に入った際に、身の回りの品々を整理したとき、カード類は取引銀行に義理で作らされた数枚(使った形跡なし)だけでした。ポイントカードさえ持っていないのには驚きましたが、財布は膨らますもんじゃないと格好を付けていた記憶があります。男の美学でしょうか。
手持ちのカードを数えてビックリ
デスク周りの整理整頓に励む今日は、診察券、メンバーズカード、ポイントカードの断捨離。診察券なんて30枚以上もあり、すっかり健康になった今では用がないものが殆どです。主治医と大病院の診察券以外、10年以上行っていないところは捨てました。
他にもテレホンカード、イオカード、パスネット、クオカードなど使いかけがいっぱい。換金する方法を探しつつ、いつかお宝になる日が来そうなカードだけは綺麗に取っておこうと思います。
お金とカードは別々に持つべき! カードケースのススメ
追記:2020年2月16日
まさかの失敗をやらかしました。昨日は最終バスで帰宅して、そのまま就寝。翌日、息子から来たLINEには「バス会社から連絡があったよ。車内に財布が落ちてたって」と書いてあったのです。うっそー!とバッグの中を見ると、ない、確かにお財布がない!
もしもの連絡先として、息子の携帯番号を入れておいたのが功を奏し、バス会社が電話してくれたのでした。椅子の下から運転手さんが拾ってくれたようです。
落としたのはエルメスのベアン。知る人ぞ知る高級品で、中にはお金、免許証、保険証、キャッシュカード、クレジットカードも数枚入れておりました。
バス会社に取りに行き、お礼を告げて、中身が全部入っていることにホッとしました。
そして思ったのです。お財布をパンパンにして何でも入れるのはダメだと。カード類は分けて、専用のカード入れに入れておくほうが安心です。バッグまで落とすことはないでしょうから、リスク分散は大事ですね。
持ち歩くなら全部じゃなく、最低限のカードにしなくちゃ。カードケースのおすすめランキングをチェックして、使いやすそうなのを入手しようと思っています。