先日プロにメイクして貰ってから、アイメイクに関心を持つようになりました。アイラインをまつ毛の根元にきちんと埋め込めば、ビューラーは使わなくていい、マスカラも厚く塗らなくていいと知ったことで、「盛る」必要性がないことが分かったのです。
「老けない人のシンプルメイク ルール30」(講談社の実用BOOK)によると、目力を高めるためには、主にマスカラを使う方法とアイラインを描く方法があり、その両方を取り入れてもいいのですが、忙しい朝はどちらか一つでOKなんだそうです。引用します。
マスカラかアイラインか、どちらか一方に絞り込む基準は、まつ毛のボリューム。まつ毛が長かったり生え方が密な人は、マスカラを選ぶといいでしょう。まつ毛が短かったりまばらな人は、アイラインを。
私のまつ毛はどうなのか、しげしげと眺めてみました。長くありませんし、密でもありません。だからアイラインをばっちり描いたのかな。しかも上側のみで、二重の間に濃い目のベージュを入れただけです。
↓ すっぴん状態
↓ アイメイク後
ふさふさと長いまつ毛に憧れて、巷ではまつ毛美容液が大流行。「まつ毛」と検索したたけで、企業がブロガーを利用したステマ広告が次から次へと出てきます。
まつ毛にハリ・コシ・栄養を与える成分、保湿する成分が含まれているのはどれも似たり寄ったりの中で、リバイタラッシュのように医薬品の緑内障専用薬(プロスタグランジン系)が含まれた美容液が特に売れているようです。ただし上瞼が垂れさがるとか色素沈着(確率が高いらしい)、ドライアイなどの副作用が起きても、個人輸入で買ったのなら自己責任になります。
とても不思議に思うのですが、どれだけ育毛剤が研究され新商品が登場しても、やっぱりハゲ(ごめんなさい)に効く薬はないのに、まつ毛に限って生えたり伸びたりするものなんでしょうか。だったらツケマやマツエクは要らないですよね。
健康なまつ毛を育成する方法ナンバーワンは「保湿」。まつ毛を伸ばす方法として、ワセリンを塗る、青ニベアを塗るという方法もネットに沢山流れていますが、これって単純に瞼を保湿しているってことでしょう。
栄養の行き届いた土には良い野菜が育つように、まつ毛も髪の毛も、健康な地肌の奥にある毛根から育つもの。皮膚にいくらヒアルロン酸をすり込んだって内部まで浸透しない理屈(保湿してるだけ)を冷静に考えたら、確かにワセリンやニベアで事足りる気がします。
回り道ではありますが、バランスの取れた食事とたっぷりの睡眠、ストレスのない生活環境が育毛に繋がるんだと思いました。美容の道は焦らず行こうですね。