日曜日の昼下がり、テレビをつけたら小池百合子都知事の服装がテーマになっていました。ドン小西がファッションをチェック。テーラードジャケットをどれだけ沢山持っているんだろうと話題にのぼり、300着以上はあるはずと推測していました。
中でも9月30日の定例会見で身につけていた大粒パールのネックレスに注目。今年はマダムのあいだでジャケットに大粒パールが流行りそうとの予想です。
テーラードジャケットとは、襟があってカチッとした印象のメンズライクな上着のこと。基本のカラーは黒や紺、グレーが殆どです。でもその「カチッとした」がネックになり、スーツで着る以外のコーディネートは難しいかもしれません。
私もクローゼットで持て余しているのが、下の画像、アンタイトルのスーツです。このまま着るとクラブの「黒服」みたいなので、ジャケットだけを役立てたいのですが、丈が長めだしカチッとしすぎているのが問題です。
この手のオーソドックスすぎるジャケットは、丈の長さを逆手に取るコーディネートを考えます。スカートは膝上、インナーも靴もヌーディーなカラーにして、ボディラインをコンパクトに。視線が上に集まるよう大粒パールのネックレス(もちろん偽物です)を持ってきます。黒服には見えないでしょう?
下のコーディネートはパンツ編。セットになったフルレングスのパンツではなく、縦のラインが間延びしないよう、クロップ丈のパンツを合わせます。ジャケットの袖は折り返して、中に着たダンガリーシャツのブルーをメインに見せると、くだけたイメージで都会っぽくなります。
生地と仕立てのよい服なら、上手に着こなせば断捨離する必要はありません。インに着るカットソーやシャツなどサブアイテムの組み合わせで、まだまだ10年はキープするつもりです。