週末の音楽会に着ていこうと用意していたブラウンのワンピース。睡眠不足な顔を鏡で見て、どうしようかと躊躇しました。ウールの七分袖は今の気候にピッタリなのですが、茶色は疲れているときに着ると、私の歳では一気に老けて見えます。オバサンを脱するために、どうやってアレンジするかが腕の見せどころ。
まずは、平凡すぎるナチュラルストッキングを、ラメのストライプが入ったグレーのタイツへ変更。ターコイズのビーズネックレスで視線を上に持ってきて、ブルーのストールをふんわりと羽織ります。ブラウン(暖色)✖ ブルー(寒色)の組み合わせです。
もっと若々しく派手にしたいときは、ブラウン(暖色)✖ レッド(暖色)の組み合わせ。ネックレスとストールの赤が顔に映って、健康そうに見えます。
ブラウンはビビッドカラーと合わせやすい色なので、黄色や緑、オレンジなどの目を引く色をプラスすると、マイナス5歳のコーディネートになります。トップスやワンピースには派手すぎて着られないと思う色も、ストールなどのサブアイテムに持ってくると、おしゃれ度をアップしてくれるアクセントになります。
そして、お邪魔した音楽会の会場は古民家のステージ。ちょっと寒かったので、カシミアのストールが大いに役立ちました。