クローゼットを開けて、いちばん多く目につく色は何ですか?
私は圧倒的にブルーが多く、次に黒と白。やはりパーソナルカラーがWINTERなんだと思います。
10年ほど前、占い師に「あなたはピンクを着なさい」と言われたことがあるのですが、ピンクを着たからといって特別な幸せが巡ってきたわけじゃなく、むしろ自分らしくない自分を演じていた気がして、落ち着きませんでした。
無駄遣いと分かっていても、好きなブルーに巡り合うとお財布を開きます。一目ぼれしたピエロ(Pierrot) の新作がこれ。深めのVネックと、秋を感じさせる大人のブルーが気に入りました。「バックギャザー入り Vネックノーカラーブラウス」2,480円。
ポリエステル・綿混紡で、シャリ感のある生地もいいですね。
まだ夏の真っ盛りなので、モデルさんと同じように私も白のボトムスでコーデします。ちょっと濃い色に写ってしまいましたが、ショップのカラーのほうが近いです。
これが盛り袖・抜き襟だったら若すぎるので買いませんでしたが、バックギャザーなら許せます。裾は中に入れずに、フワッと出しているほうが生地の特性を活かせます。
もっとブルーの量を増やして、1色コーディネートにしてみましょう。
レースのスカートには濃紺が入っているので、厳密にいえば1色ではありませんが、ほとんど同じトーンで揃えています。
こうしてすぐサマになる1色セットを作っておくと、差し色をプラスするだけでグッとおしゃれの幅が広がるのです。真っ赤なハンドバッグだったり、白のストールをかけたりすると、自分の得意な色を引き立たせてくれます。
プチプラ服は何年も着るものじゃないので、たぶんワンシーズンでおしまい。それでも2,480円でこれだけグレードの高い服に出会えたのは、幸せな気分です。おしゃれは占い師より、自分の経験が物を言うようです。