服のカラーを決めるとき、最も難しい色はベージュです。一口にベージュと言っても寒色系だったり暖色系だったり、あまりに幅が広すぎて、顔映りのいい色を選ぶのは至難の業だからです。
買っては失敗を繰り返し、私が似合うのはオートミール色だと分かりました。春に買ったGAPのニットは大切にキープしてあります。
でも、これまで溜め込んできたいろんなベージュが勿体ない。いっそのこと総動員して着てみたらどうかと思いつきました。
同じ素材で微妙に色が違うものを着るのは野暮ったいのですが、異素材なら違和感がなく着られます。
下のコーデはポリエステルのキャミソールに、綿ニットのロングベスト。パンツは光沢のあるシルクタフタです。ついでにベルトとサンダルも艶のあるベージュにすると、ほんわり大人っぽい統一感が出ます。
この方式で、ジャケットのコーデもしてみましょう。いつもはインに白や黒を合わせていたアルマーニのジャケットです。
パンツはBanana Republicのチノパンにして、キャミソールはポリエステルのイエローベージュにしました。どれも微妙に色が違うベージュですが、やはり異素材なので釣り合いが取れます。
トーンを明るくするために、ベルトとミュールは白。パールのネックレスで上品さをプラスします。いつもはシルバー系のアクセしかしない私ですが、今回は地金がゴールドのピアスにしました。ベージュをゴージャスに見せてくれる相性がいい色だからです。
ちなみに最近よく履いているこのミュールは、UNITED ARROWのGreen Label Rrelaxingで、スタッフおススメの「RF ポインテッドテッド ミュール パンプス」。傷ができても分かりにくいスタッグドヒールだし、クッション性の良いインソールなのでとても履きやすいのです。
9,612円が、60%OFFの3,845円(税込) だったので、かなりお得な買い物でした。私は足のサイズが24cmですが、サイズM(23.5cm)でぴったり。白のパンプスは秋になってから履くのもおしゃれですから、寒くなったら白の厚手ニットとコーデしようと思っています。