青が好きな私は、紺色もよく着ます。1色コーデはもちろん、白や黒、グレーといった無彩色と合わせることが多いのですが、クローゼットを眺めていて「紫」があったことに気付きました。
12色相環で見ると、紺と紫は隣り合う色。対面にある補色(黄、黄緑)とは異なり、特にテクニックを要さなくても、お隣さんは相性の良い色です。
この春、ユニクロのヒット商品だった「ハイウエスト ドライストレッチ タックスカート」の紺色を使ってコーデしてみます。
合わせたのはBanana Republicの長袖カットソー。レーヨン・テンセル混のとろみ素材が紫にはピッタリで、秋冬にはインナーによく使っています。
ウエストマークするために使ったのが、ロベルト・カヴァリのクロコ素材のベルト。渋めのパープルはどんな服にも合います。
足元は黒のパンプスだと暗くなるので、青みがかったピンクのパンプス(ブルーノマリの型押し)を履きました。
ベルトと一緒に撮ったペーズリー柄のスカーフもですが、青みがかったピンクは甘辛で言えば「辛い」「クール」に入ります。カワイイを卒業したピンクとして、大人コーデには役立つ色です。
先ほどのコーデにスカーフをプラスすると、ちょっと寂しげな(?)華やかさ。秋にはピッタリな色合いになります。
紺色のスカートに着るトップスを、やはりこの春のヒット商品となったドレープタンクブラウスに替えてみます。紺+紺の1色コーデです。
プラスしたのは、モスキーノのスカーフ。いろんなカラーが入っていますが、スカーフはぐるっと囲んだ縁の色を基本に考えます。
紫と紺がマッチして、上品な組み合わせになりました。このスカーフは補色となる黄色も入っているので、若々しいイメージになります。
ネットショップの秋冬物を見にいくと、紫を出しているところが少ないです。でも無性に気になる色って、後々トレンドカラーになることが多いので、楽しみに待つことにしましょう。