流行色のグリーンにプラスして、この春、足元に欲しい色がグレー。3月15日に発売になったニューバランス(New Balance)のスニーカー「ML574
」9,900円が気になっています。
このカラーは「プレミアムグレー」と呼ばれ、道路のアスファルトやビルのコンクリートからインスパイアされた「都市のグレー」として、ニューバランスのトレードカラーとして定着しています。
1980年に発売された「620」を皮切りに、グレーのランニングシューズで都会を走ることが格好いいと評判を呼びました。その翌々年にはスエードとメッシュでデザインされた「990」を発表。当時で100ドルしたと言いますから、いかにプレミアムスニーカーであったかが伺い知れます。
安定性とクッション性を追求して、同じ年に発表されたトレイルランニングシューズが「M555」。おしゃれ度においても、500番台は定番モデルとなりました。そのオリジナルデザインを保ちながら履き心地をアップデートしたのが、今回のグレードアップモデル「ML574」です。
私はかかとが扁平なのでスニーカー選びが難しいのですが、ニューバランスだけはすっぽ抜けることなく、安心して歩けるのです。動きの激しいエアロビをやっていたときもシューズは他のメーカーに浮気したことがありませんでした。
歴史を辿ると元々ニューバランスは、アーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴のメーカーとして誕生したそうで、美しいフォルムを保ちながらホールド性があることが人気の理由です。
2月に購入した500番台、ホワイトの「U520」は大のお気に入りとなって、ワンピースともコーデしていますが、私の年齢でも違和感なくマッチしてくれます。
足幅がDなのもスッキリ見える所以でしょうか、厚ぼったさがないのは大人の女としてスタイリッシュです。もう少し暖かくなったら、titivate(ティティベイト) の「スラブウエストゴムワイドフレアパンツ 」に合わせると、こなれたコーデになりそうです。
そしてどうしても気になるグレー。満を持して世界同時発売となった「ML574」を買うべきかどうか、ニューバランスのサイトを眺めては「悩む楽しさ」を味わっています。