平日の昼間に友人とお茶しながら、街行く女性たちを眺めていたときのこと。50~60代と思われるグループが何組か通りかかったのですが、みんな揃って個性がないのです。
背筋を丸くして、着ているのはアースカラーの地味な服ばかり。それなりにお金をかけているのでしょうが、どうして老け見えする色を選ぶのか不思議でした。
歳を取るほど肌の色は黄ぐすみしてきます。パーソナルカラーも若い頃とは変わってくるので、「こんな派手な色は恥ずかしい」なんて思わず、肌が華やぐカラーを着たほうが生き生きします。例えばマリーゴールドみたいなオレンジ。
下の「UVスラブ・ウエストタックワンピース」は、ドゥクラッセ(DoCLASSE )のサラリとしたUVカットのスラブ生地が気に入って、「UVスラブ・ファネルネックフレンチ 」に続いて追加注文したアイテムです。
今は5,990円ですが、私は会員セール中にゲットしたので1,000円引きでした。
このワンピース、モデルさんが着ているのを見ると肩が大きめなようです。歳が行ってから肩が落ちるのを着ると、体形がだらしなく見えるので、私はSサイズに下げて注文しました。
鮮やかな色が便利なのは、小細工せずに着られること。べっ甲のブレスとエナメルのミュールで透明感をプラスしただけで、おしゃれ着になるのです。
オレンジのワンピースはジャケットを羽織ると、ちょうど良く中和されてオフィスウェアにも使えます。
バナナリパブリック(Banana Republic)のネイビージャケットに、ユニクロの「ヴィンテージベルト」をプラス。オレンジが気に入って買ったこのベルトは、イネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボアイテムで、素材は牛革なのに2,990円でした。
イネスは既に在庫切れになっていますが、イタリアンレザーのオレンジで「カラースキニーロングベルト」2,990円が出ています。「イタリアでも屈指の名タンナーであるAusonia社のレザーを使用」ということで、この値段ではありえないお得感。ブルーも素敵です。
皮のベルトは肌と一緒で、無難な茶色を選ぶとくすんでオバ見えします。靴やバッグのカラーと合わさなきゃいけないルールはないので、ぜひ綺麗な色を一本手に入れておきましょう。平凡なコーデが一瞬で今っぽくなりますよ。