私のブログを見て下さる方から、ジーンズのコーディネートについて質問を頂きました。『ごごナマ「50代からのデニム活用術」のコーデを女っぽくクラス感アレンジ』の記事をご覧になったアラフィフさんで、Tシャツとジーンズをコーデすると垢抜けないんですが・・というご相談です。
肌が引き締まっている若い方たちなら、Tシャツとのコーデはカッコいいのですが、たるみが出る年齢になると、普段着感が強調されます。運動会のお手伝いにきたオバチャンになってしまうんですよね。
一例として、ヘインズの白TシャツとLEVI'S(リーバイス)のメイド&クラフテッド701とをコーデしてみました。パールのネックレスとピアスをして、エナメルのミュールを履きましたが、それでも普段着の域を出ません。
しかも私は骨格スタイルがナチュラルタイプ(骨格がしっかりした中性的なボディ)なので、男っぽく見えちゃいます。
LEVI'S®MADE&CRAFTED™ 701 セルビッジ MEDIUM STONEWASH
垢抜けなさを解消するには、トップスにフェミニンなタイプを選ぶこと。下のコーデはキャミソールの上にティティベイト(titivate )のスカラップレースのブラウスを着ています。ブラウスの裾を前だけウエストインすれば、自信のないお腹周りもカバーできます。
では次なる課題。デニムとシャツとのコーデ問題です。GUのストライプのシャツを着たのが下の画像ですが、メンズの雰囲気ですよね。
同じくブルーのストライプでも、襟が大きく開いたフェミニンなブラウスを着ると、雰囲気が変わります。ピエロ(Pierrot)で2年前に買った「ルーズショルダー半袖ブラウス」は、今のほうが似合うようになりました。
ここで補足を。ジーンズを履くにはウエストやヒップに自信がないという方には、ストレートやテーパードよりも、ワイドタイプをおすすめします。下の画像はユニクロの「ハイライズワイドジーンズ」。ストンと落ちる幅広のデニムなので、太ももをカバーしたい方にもおすすめです。
そしてトップスは綿Tシャツではなく、とろみ感があるフェミニンなブラウスを。ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「UVスラブ・ファネルネックフレンチ/無地」を着ました。
もっとエレガントに、ウエストの太さもカバーするには、サマーストールを巻きます。ジーンズのベルトループに通さず、ラフな巻き方をしたほうが、ナチュラルな雰囲気が出ます。
今回のコーデ、シューズは全てヒールのあるパンプスにしました。今年はスニーカーが流行していますが、デニムはハードな(辛口な)アイテムなので、スニーカーだとゴツくなってしまいます。足元は華奢にして、甘辛バランスを上手に配分すれば、垢抜けるコーデができるはず。女っぽいトップスとシューズで固さを中和してみましょうね。