夏が近づくとフレンチマリンという言葉がよく登場します。マリンルックとの違いを知りたくて「フレンチマリンとは?」を検索しても、明快な答えがないんですよね。Yahoo!知恵袋に2010年の質問がありましたが、「おそらく、トリコロールカラーのことではないと思います。」というアンサーが返ってきているだけでした。
私なりに考えたフレンチマリンは、ブランドに例えるならラルフ・ローレンよりはアニエスベー。パリの女性が外しテクニック を加えたマリンルックって感じでしょうか。
難しいのですが、試しにやってみました。カルソン(kulson)のサマーニットに、バナナリパブリック(Banana Republic)のクロップド丈パンツ。ネイビーと白のボーダーっぽい柄とピンクオレンジのパンツが私なりの外し方です。赤のパンツは避けて、あえてトリコロールカラーにしませんでした。
フレンチマリンでなるべく着たくないのは、メンズもレディースもみんなが持っているボーダーのカットソー。マリンルックの制服に思えるので避けます。以前、仕事仲間の男性とかぶって、嫌な思いをしたことを記事にしました。
ボーターを使わなくても、色と形でフレンチマリンを演出することもできます。ドゥクラッセTシャツ の「深ジュエルネック5分袖」ミッドナイトブルーに、GAPのカットオフデニム、スカーフはGUで買ったグリーンの水玉にしています。
パンツはフレアタイプやワイドタイプにすると、水兵さんが履いているセーラーパンツっぽくて、マリンルックの雰囲気が出ます。
大人のフレンチシックを目指すなら、おススメはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ドライオックス・ワイドパンツ」5,990円。足首が見えて、丈が短いところがマリンコーデには良いのです。モデルさんのようにパンプスを履くよりも、素足にペタンコ靴でカジュアルにしましょう。若々しくなりますからね。
このワイドパンツは、履いた瞬間ひんやり涼しい「接触冷感」性と、汗をかいてもドライなはき心地が続く「吸水速乾」性を持つ機能素材。しかも横ストレッチというのが楽ちんです。裾から風が入ってくる涼しさも、ワイドパンツならではのメリットですよ。