似合わないデザインなのに、流行に負けて買ってしまった服はありませんか? 私の場合はワイドパンツ。それもハイウエストのワイドジーンズは、自分が履いたのを見ると、カッコ悪いの一言に尽きるのです。
お気に入りのドゥクラッセ(DoCLASSE )「14番リネン・バックコンシャスブラウス」は、リネンの風合いがデニムとしっくりくるはず。なのにワイドジーンズを履くと、垢抜けないおばさんになります。
このジーンズはユニクロで2年前に買った「ハイライズワイドジーンズ」。それほど古いものじゃないのに、昭和の名残りに見えてしまうのは、バランスが合っていないのでしょう。ウエストが太く、短足に見えます。
ワイドジーンズは今年のGUでも売っていますが、「ハイウエストスーパーワイドジーンズ」はなんと980円に値下がり。トレンドの終わりを感じます。
Domaniに「危険!デニムこそダサさがバレる!?2019年のデニムのシルエット、丈感をお伝えします?【デニムこそコンサ婆さん注意報】」という記事があって、今の流行はすっきりとしたストレートデニムだと書いてありました。
このブログで私はたびたびLEVI'S(リーバイス)の「ジャパンメイド701」を履いています。リーバイスはトレンドなんて関係なく、長くカッコよく履ける、ストレートデニムの王道を行っていると思います。
LEVI'S®MADE&CRAFTED™ 701 セルビッジ MEDIUM STONEWASH
くるぶしが見えるように裾をロールアップすると、レングスは縮まっているのに、スタイルにメリハリがつくのはリーバイスマジックでしょう。
ワイドよりストレートが主流になった今、他の形はどうでしょう。デニムが大好きすぎる私は、昔流行したローライズも捨てられず、いつか履けるのでは?と淡い期待を抱いております。
20年ほど前、爆発的な人気を誇った 7 For All Mankind (セブン・フォー・オール・マンカインド)のデニムを履いてみました。形はまた人気が出てきたフレアタイプです。
でもトップスをウエストインしたら時代遅れが一目瞭然。こんなローライズを履いていたとは、今ならとても外に出られません。
同じフレアタイプでも、今だったらハイライズ。お尻の割れ目まで見えそうだったローライズに比べると、品がありますね。
ちなみに大ブレイク間違いなしのデニムは、ユニクロの「ワイドフィットカーブジーンズ」。足が長く見えると評判ですが、それは股下が長くて、裾をカットしなければの話だと思います。
小柄な方が裾をカットして履いたら、計算し尽くしたカーブのシルエットが無くなってしまい、2年前のワイドジーンズになります。モデルさんに釣られてはいけません。
長いあいだデニムを履き続けてきた経験から言って、トレンドのジーンズは年齢と体形を選びます。自分の容姿を正視して、しっくりと馴染むタイプを選ぶのが賢明じゃないでしょうか。ワイドデニムはやめました。
40代50代女性のジーンズコーデについては、下記のブログにまとめてあります。