絶対に似合うと信じて買ったレトロな風合いのワンピース。シルク素材で、大人っぽい色と柄で、何にでも似合いそうで・・と思っていたのですが、着るといきなり大正か昭和初期の婦人になってしまいます。ネットで衝動買いしたのが間違いでした。
でも素材の良さに諦めきれず、あの手この手を尽くしてみます。顔色がぼやけないよう、黒のカーディガン&タイツとコーデしてみました。
似合ってないわけじゃないんですよ。悪くはないんですよ。でも何だか違う。しっくりこない気分のときは、似合わない服をメインに持ってくるコーデをあきらめます。
常識からの飛び抜け発想。あちこち探して、やっと靴下屋で発見したインディゴカラーのリブタイツ、250デニールを履いてみることにしました。ワンピースのモノトーンからは逸脱した色ですが、控えめな上品さのある色です。1,600円は高いけど、たぶん来年も再来年も履けるでしょう。
インディゴのタイツをベースにしたコーディネートが下の画像です。
タイツと似た色合いの、ジョンスメドレーのVネックセーターを上に着て、テラコッタカラーの細ベルトをします。これは「カラーベルトで大人っぽく履くベイカーパンツ」のブログでご紹介したもの。1,480円の合皮なのに、とても出来の良いベルトだったので、また色を買い足しました。
昨年の10月に「流行遅れの服は面積を小さくして着る」というブログを書きましたが、似合わなくて老けて見える服も同様。しぶい脇役に回すと、逆におしゃれの髄を知っている人に見えるのです。一つの色を足すだけでなく、今回はカラーベルトを使ってパンチを効かせました。
眠っていたお洋服を蘇らせるには、色の冒険をすること。クローゼットを引っ掻き回して方法を探してくださいね。