なるべくなら服は捨てずに取っておこうと思う私ですが、収納スペースがあっても要らないと思う服があります。それはスウェットの上下。
ひと昔前、海外セレブや芸能人の間で流行したジューシークチュールは、スウェット(ベロア生地)のセットアップでブランド名を高めました。今でも売っていますが、女子高生が好んで着ていたと思うと、オバサンは若作りすぎて着られません。とうの昔に捨てました。
そして今回、いさぎよく捨てる決心がついたのは2点です。
これはトミーフィルフィガーのセットアップ。5年ほど前までは気軽に着ていました。写真では隠れていますが、胸とお尻に大きなロゴのワッペンが付いていて、一目でトミーだと分かるデザインです。
これはアディダスのセットアップ。運動用というよりは、おしゃれ着用なんでしょうが、派手な色合いといい、広い裾幅といい、田舎の衣料品店で買ったみたいなイメージです。
もちろんどちらもサイズはちょうど良くて、まだまだ着られます。でもスウェットのくせに、ブランドロゴが目立っていたり、デコラティブだったりするのが、時代遅れのように感じました。
なので今の私は、スウェットを着るならGUで充分。奇をてらわないデザインと色を選んで、コーデの便利アイテムにしています。
GUのスウェットフルジップパーカは、白と紺を持っています。 1,990円なので、伸びてきたら買い換えて、新品っぽいテイストで着ていると安っぽくは見えません。
このコーデはボトムスに、GUのスウェットイージーパンツを履いています。モデルやスタイリストに人気のあるパンツで、パンプスとコーデしてもカッコよく決まるのが特徴です。白のパンツは冬に履いたほうがおしゃれにキマるので、これから出番が多くなることでしょう。
スウェットがダサいか今っぽいかは、ちょっとしたディティールの差。カジュアルウェアほどその差が歴然とするので、流行に敏感なプチプラを買ったほうが、上下で着てもダサくなりません。
ただし運動着にならないよう、差し色を上手に使うのがコツ。テラコッタのカーディガンがまた役立つ季節になりました。