いつの間にやらパンツもスカートも、ハイウエストだらけ。一世を風靡したローライズのブランドジーンズはクローゼットの奥に追いやり、主役の座を得たのはユニクロのハイライズデニムです。
左が「ハイライズワイドジーンズ」、右が「ハイライズスリムフィット」。ウエストを強調する履き方をしています。おかげでベルトの出番が増えて、腰のサイズに合わせた長すぎるベルトは衣装ケースへ引退です。
でもプレミアム感のないユニクロには愛着が持てず、次に狙ったのがLEVI'S(リーバイス)の701。マリリンモンローが履いていたデニムの復刻モデルで、欲しいサイズは売り切れか、ネットではプレミアムがついた値段で出ています。
このタイプはリジッド(未洗い)モデルで、単独で何度も洗濯してから履きます。縮んだことを想定して買うには試着が必須なのですが、どの店も出せばすぐに売れてしまうらしく、なかなかサイズの合う現物に出会えません。
LEVI'S(R) VINTAGE CLOTHING 1950モデル/701
履きならし、育てていくジーンズとして持っていたいのは、ストレッチの入っていない綿100%のインディゴ。神デニムと評判の高いGUの「ハイウエストストレートジーンズ」も気になります。LEVI'Sが20,520円なのに対して、GUは2,490円ですしね。
でもシルエットの完成度はLEVI'Sの圧勝です。左がGUの「ハイウエストストレートジーンズ」、右がLEVI'Sの「701 デニムパンツ」。GUが横に平たく見えるのに比べ、LEVI'Sは立体的でお尻がキュッと上がって見えますよね。
後ろポケットのステッチを比較すると一目瞭然。世界で初めてジーンズを作ったブランドだけあり、ステッチの一針一針にさえ意味を感じます。
左がGU、右がLEVI'S。
裾を折り返して履くスタイルは、こんなモノクロ写真しかなかった時代から、普通にやっていたんですね。
そして2019年になって、LEVI'S(リーバイス)からはアップデートした701が登場しました。素材にこだわり、日本製のプレミアムデニム生地を使って、しかも日本の職人が仕立てたLEVI'S®︎ MADE&CRAFTED®︎(メイド&クラフテッド)です。
ヒップの黒い皮パッチにはプレミアム感があり、モンローデニムよりも現代人の体形にフィットした仕上がりになっています。価格は19,440円(税込)、2色あるうちの薄いほう、MEDIUM STONEWASH1217を履いたのが下の画像です。
GUの神デニムと比較した記事を書きましのでご覧ください。